7月29日 月曜日
8:00出発!今日は300km程移動する。
1.“ザイサンの丘”の代替えの丘 8:20~8:30
旅行を申し込んだ際には、“ザイサンの丘”に登って(階段が600段あるらしい)ウランバートル市街を眺めるはずだったんだが、この階段が工事により最近、閉鎖されたらしい。なので、ザイサンの丘のさらに南側の丘にバスで登って、そこから市街を眺める。
正面の緑の丘がザイサンの丘で、頂上の白い塔がモニュメント。丘の手前の緑っぽい大きな建物はアパートメント。丘の向こうの高層ビルがウランバートル中心地。その向こうの灰色のモヤモヤした所はゲル集落。
↓ ザイサンの丘を拡大
↓ ザイサンの丘をさらに拡大
2.ウランバートルからブルドへ 8:40~13:40
↓ ウランバートル市内の目印の火力発電所
↓ トール川 毎日夕方には雨が降るので、結構な水量
↓ そしてちょつと郊外に行くと
↓ 菜の花はちょっとした木の杭で目印がしてある畑
油を採るためなんだが、刈り取ると中国に運んで、中国で菜種油に加工するそうだ。
バスがブレーキを踏むのは、道路を横断するため家畜をよけるため。
トイレ休憩は2回。
↓ 1回目はカルフール! 日本からは撤退したので初めて入った。
毎日ガイドさんから、500mlの水の配給はあるけど、これからゲルに3泊するので1.5リットルの水のペットボトルを購入。ゲルはトイレ・シャワーは別棟になるので、水の設備はない。
↓ 2回目の休憩のスーパー
↓ ツバメが巣を作ってたんだが、モンゴルのツバメって、お腹が白じゃなくてオレンジっぽい茶色
↓ 町
↓ 自動車とバイク(馬も使用してたけど、結構バイクで家畜を追ってた)は遊牧民の必需品らしい。
そして、アスファルトの道路を外れて、草原の轍の道をさらに20分!
3.ランチ 13:40~14:30
本日から2泊するツーリストキャンプに到着! さっそくレストランの大きなゲルでランチ。
なんと、レストランでは結婚披露宴の最中。調度、ケーキ入刀してた。この一画でランチ。
サラダは、人参サラダ(キャロットラペみたいの)
そして、おすそ分けに結婚式のケーキを頂く。
さらに、結婚式の飾り(?)のアーロールなどのチーズの盛り合わせを、ツアーのお客さんが所望してそれもおすそ分けに与る。
4.BAYANGOBI(バヤンゴビ) TOURISTCAMP
ここに2泊した。
↓ 私のゲル
部屋にはバスタオル1枚。コンセントも1つ。マルチタイプだった。コンセントも1つあれば、スマホとカメラの充電、ドライヤー、そして持っていった携帯用湯沸かし器も使えたので、コーヒーも飲めた。1人部屋だからね。
入ると中は広い。夜になると虫が凄いと聞いたので、「キンチョーの蚊がいなくなるスプレー」をシュッ―とはした。蚊はいなかったような気がする。羽音がうるさかったのはハエ。朝になると1㎝に満たない黒い虫が床に10匹以上死んでた。寝てるとたまに顔に止まってた。スプレーが効いてたのかな?
↓ トイレ&シャワー棟
トイレは4つ。シャワーも4つ。シャワーのお湯の温度は、体感「水ではない」という程度。冷たくて浴びれない程ではない。
本当に“キャンプ”場みたいな感じだった。特に不便は感じなかった。まあ、ダイビングしてた頃はインフラのない島とか泊ってたからなあ。
ただ、このキャンプの経営が韓国系なのか、スタッフにも韓国人がいた。昼間の結婚式の旦那さんの方は韓国人。夜はその親戚がキャンプファイヤー&韓国語のカラオケ。翌日も韓国人の団体が各ゲルで騒ぐので一時間位しか眠れず。注意するとゲルの外で騒ぐのは辞めてくれるんだが、ゲルの中で宴会するので声が筒抜け。なんか、2泊で一生分の韓国語を聞いたような気がする。
次の予定の遊牧民のお宅訪問まで時間があったので、ツーリストキャンプの近所を散歩。
キャンプの近くに幅は狭いんだけど細長い砂丘がある。
ピラミッドみたいな山。
近くに遊牧民のゲルがあって、そこの馬やら羊やら牛がいっぱい!
小川もある。
馬や牛が草を食べる時、草をむしる音が結構大きく聞こえる。鳴き声以外、それぐらいしか音がないからねえ。
5.遊牧民のお宅訪問 17:00~18:30
キャンプを16:30に出発。草原の轍道を30分位走る。
ゲルは全部で8個位あった。多分、観光客も泊まらせてるような感じだった。
遊牧民の方2名とツアー客13名とガイドさんが入っても、全く狭さを感じさせないゲル。テーブルの上には保存食のチーズ。木の樽みたいの中には馬乳酒。その右横の洗面器みたいのに馬乳酒を入れて、客人(私達)が回し飲みをする。宮古島のオトーリみたいだなあ。飲み干さなくていいし、度数は違うけど。
ガイドさんは馬乳酒が大好きだそうで、ガバガバ飲んでた。薄いヨーグルトみたいな感じで、アルコールはあまり感じなかった。
この子は、学校には親が自動車で送迎するそうだ。
↓ ストーブ
ツーリストキャンプのストーブは薪だけど、遊牧民は家畜の糞を使用。家畜はハーブを食べてるから良い香りがするからと、実際火をつけて匂いをかいだ。全く臭くはないけど、良い香りがするという程ではなかった。
↓ 家族にとって大切な物コーナー
↓ ゲルの外側
↓ 近所の人がバイクで馬を集めて
家族で馬乳酒のために、馬の乳を搾る。
そして、野趣溢れるホルホグの作り方!
首と足を落として、足部分を閉じて、袋状にした羊の皮の中に、羊の肉と根菜と焼けた石を交互に入れて、首の閉じる。
さらにバーナーで外側からも焼く。多分欧米人が2名位いたので、その人達の晩御飯かな。
モンゴルって大卒率が98%なんだって。だから遊牧民も大卒。今回訪問した遊牧民の一家は1,000頭程家畜を飼っているので、かなり裕福らしい。いつまで遊牧民を続けていくんだろうか。
5.民族衣装試着
ツーリストキャンプに戻って、旅行会社の日程表にあった民族衣装の試着。でも、黒いガウンみたいで、可愛くない・・・。
6.夕食 19:00~20:00
もっと出たような気がするが、多分写真撮るのを忘れて、食べたんだろうなあ。
夕陽が沈むのが21:00頃。
で、この日の夜は11時頃から雷雨となった。