7月28日 日曜日 その1
7:00から朝食で、8:30出発!
1.ダンバダルジャー日本人慰霊碑 8:50~9:20
ウランバートル中心から北へ。ダンバダルジャー寺院近くにある、モンゴルで亡くなった日本人捕虜の慰霊碑。
円盤状のオブジェにモンゴルの地図。門のような慰霊碑に続かない、円盤の上の線の延長線上には日本がある。
↓ 車窓から見えたダンバダルジャー寺院の一部
ソ連に日本人捕虜の抑留、ダンバダルジャー寺院の衰退など、ソ連と共に歩んだモンゴルの近代史がここにあった。モンゴルの文字もロシアの文字だし。
そして、周辺はゲル集落。
遊牧民が遊牧を辞めて土地を買い、囲いを建てる→手持ちのゲルを建てる→昔ながらのトイレを敷地内に建てる→木造の家を主に自分達で建てる→鉄筋コンクリートの家を建てると言った順番らしい。現地ガイドさんによると、スラムではなくて、中にはお金持ちもいるらしい。
一度ウランバートル中心に戻り、今度は東へ60㎞弱。遊牧民のゲルを見ながら移動。途中で一度外資系スーパーに寄り、トイレ休憩。
2.チンギス・ハーン像テーマパーク 10:50~12:00
この騎馬像は、一般の人が100万円位を払うと1騎作る事ができるらしい。将来的には百騎になるそうだ。多分。
不自然に大きい!
台座の中 ↓
もちろん、像の上まで登ってみる。途中までエレベーターだが、その後は狭い階段を上がる。2008年と最近建てられたのに、なんでこんなに狭い階段なんだ?
13世紀村というテーマパークでもあるので、周辺にはツーリストキャンプや乗馬・コスプレサービスなどいろいろな施設がある。
台座の地下1階は博物館。
↓ 馬頭琴
↓ モンゴルの元々の文字。義務教育でも習うらしい。
真ん中に、MONGOLと書いてあるんだが、アルファベットを縦書きにしてる・・・。
ダンバダルジャーに行ってからここに来ると、民族のアイデンティティ13世紀まで遡ってチンギス・ハーンに頼っているよな感じが・・・。
テレルジ国立公園に向かって移動。
モンゴルの人向けの街道の食堂街。入り口を入るとその先はもちろんゲルだそうだ。
だんだん、観光客向けのツーリストキャンプ(宿泊用ゲルとレストランの集合)が目立つようになる。あと、花崗岩の岩山も目立つようになる。
3.ランチ&ゲルの組み立て体験 12:50~14:40
ツーリストキャンプのレストランでランチ。
民族衣装の女性にお出迎えされる。右手の器の中には保存食のチーズのアーロール。甘酸っぱい、モアッとした味わい。
入ると広くて立派なレストラン。
ビールは旅行期間中ずっと、500mlの缶ビール(350mlはないと言われた)は1万トゥグルグ(500円)、たまに生ビールがあって1万5千トゥグルグ(750円)と言われてた。薄い紅茶が、日本のお茶代わりにサービスされる。
ラインナップは、サラダ。野菜は、中国やロシアからの輸入品。モンゴルでは野菜の栽培があまりできないそうだ。2ヵ月しか落ち着いた天候じゃないからなあ。また。高齢の方は家畜の餌と同じだと食べないそうだ。ただ、スーパーに行くと日本の野菜ジュースがいっぱい売ってたので、若い人は野菜生活(?)のシフトしてるのかも。
温かい具入りスープ。昼間は30度位あって直射日光を浴びるのでかなり暑いのだが、毎回美味しく頂きました!
ボーズという、羊肉の蒸し餃子など ↓
羊肉には全く抵抗のない私。ガイドさん曰く、モンゴルの家畜(羊・ヤギ・馬・牛)は高山植物のハーブを餌にしてるので、肉にも糞にも臭みがないそうだ。
食後、ツアーの皆さんとゲルの組み立て体験!
意外とお客さん達に好評のイベントだった。しかも中に入ると広い!
外側は、体験用ゲルなのでビニールシートをかぶせるだけ。30分位で完成!
その後、テルレジ国立公園を目指す。