落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「今夜、ロマンス劇場で」

2018-02-12 23:02:27 | 映画
号泣するほどではなかったけど、まあ、最後は涙がこぼれた。



あ~、最初に語られる加藤剛の境遇は、そういう事だったのかと。
「タイタニック」に似てると噂のラストシーン(まあ全体の話の展開方法も似てる)も、ハッピーエンドというか、鑑賞後にさわやかな気持ちにさせてくれる。



ただなあ、ファンタジーのラブストーリーなんだが、ストーリー自体はかなり単純で。
ひねりも何もなく。
きれいな心で、「色」がある世界の美しいシーンと、綾瀬はるかを眺める映画だ。



そうかあ、色のある世界に生きている私は、こんなに幸せなのかと、気付かされる映画だ。



この映画のターゲットの年代は、やっぱり加藤剛世代なんだろうか?
多分、日本映画全盛期の私の親位の世代が見たらもっと楽しいのかもしれない。
昭和35年が舞台だから。



主人公が務める会社は東映がモデルなのかな?
最初にドローンで撮影した撮影所は、大泉撮影所? CGなのかな? セットを作った訳じゃないよね。
クレーンのカメラをドローンのカメラで上から写すのって、なんか興ざめする私・・・。
あの時代なら(その映画自体は昭和35年よりかなり前に作られてるから)、綾瀬はるか主演のあんな滅茶滅茶な映画もあったのかも。
私は分からないけど。
子供の頃、私が映画館で観た映画は東映アニメと怪獣映画。そして、「JAWS」からだからなあ。



昭和の大スター、北村一輝のナイスガイ。小林旭がモデルかな?
凄いんだよ、この大スター。ペンキで洋服を汚されても、殴られて気を失っても、ダイナマイトで殺されかけても、絶対に怒らない。
それどころか、主人公に「前を向け!」とアドバイス!
取り巻きが「勉強になります!」と声をそろえて言うが、確かにその通り!



う~ん、単純すぎるんだよなあ、もうちょっとストーリーにプラスしたら
名画になったのになあ。惜しいなあ。



加藤剛、老衰で死ぬ役、そのものだった・・・。
「大岡越前」なのに。「砂の器」でピアノ弾いてたのに・・・。
ちょっとショック!
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