1996年公開の「ツイスター」の予告編では、竜巻に巻き上げられて飛んでる牛がアップになって「モー」となくシーンがTVでガンガン流れてさあ。当時の人々に強烈な印象を与えたのよ~。
今頃、その続編?と思って観た。竜巻をやっつける(消滅される)装置の理論と名前は同じだったけど、特に続編感はなく。
むしろ、小粒感が・・・。ケチってIMAXで観なかったからかなあ。
まず、なんで、あんなに被害を及ぼしてる竜巻を、こんな小規模なグループやYouTuberだけがなんとかしようと取り組んでいるのかが分からない。竜巻で被害を受けている州で公的機関を作って研究するとかさあ。続編なら前作から30年近くたっているのに、アメリカは進歩なしって事かあ?
人間ドラマ部分が結構長い。ディザスター・ムービーとしてガンガンいって、合間に人間ドラマが差し込まれるんじゃなくて、主人公ケイト(「ザリガニの鳴くところ」のデイジー・エドガー=ジョーンズ、日本人が好みそうな女優さん)が学生時代に「竜巻を手懐ける」実験のため仲間を失って、そのトラウマから立ち直って、実験もうまくいって、新しい彼氏もできて。っていうのが長い。ありきたりなドラマが長い。
あと、ケイトのお母さんが、ネイティブインディアン系に見えて、全く親子に見えない。お父さんは出てこないし。お父さんの連れ子か、養子なのかなあ?
あと、タイラー役の俳優さんが私の好みでないのがかなりのマイナス。タイラーと一緒に行動するブーンが、若い頃のジョニー・デップみたいで良かった。「NOPE ノープ」の家電量販店の店員さんだったらしい。
もっと、面白いかと思った。竜巻の、街での被害のシーンもなんか小粒で・・・。結構お金かけてるはずなのになあ・・・。
昨日、神奈川県の緊急地震速報に身構えた私としては、オクラホマ州の人々のスマホに竜巻の緊急速報が届くシーンが一番怖かった。
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