落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「エリジウム」

2013-10-12 19:51:40 | 映画

345620view002IMAXの2Dで鑑賞。

「第9地区」の監督さんの、ハリウッド映画だよん。スラム地区が、「第9地区」と同じ。スラム化した地球に住む貧困層と、エリジウムに住む超富裕層の話。

マット・デイモンVSジョディ・フォスターと宣伝してるが、どこがだ?

マット・デイモンは結果的には、大事業をやりとげたが、今まで準備していたのは、組織を作って、いざとなったら自分で乗りこんでやり遂げたスパイダーだ。彼が本当のヒーローだ。

345620view004そして、そのきっかけを作ったのは、ジョディ・フォスターの手先でこき使われていた根っからの悪党3人組。そのボスは、第9地区の主人公なんだけど、こんなに身長大きかったけ? と、疑問。いや、未来のSF映画だから、その前のCGに驚けよ!

で、ジョディ・フォスターは、悪役なんだけど、腹心もおらず、企んでいた内容に比べてあまりにもお粗末な終焉。

で「エリジウム」も、人口的すぎて・・・。本当に、住んでいる人は幸せなのか?

ロスの高級住宅街そのものなんだけど・・・。あれが、理想郷なのかな。

345620view007昔からの宇宙ステーション感覚で、ぐるぐる回す事で、重力を作って、空気もつなぎ留めているんだろうが、建物として閉鎖されいないから、地球からのシャトルがすぐに着陸できる。で、エリジウム側のシャトルの壁があまりにも薄いんだが・・・。今から130年後位の話だから、あんなに薄くていいのかなあ。

スラムの方が、子供はいきいきはしゃいでるし、マット・デイモンにも有り金すべてを差し出そうという友人もいるし。生活は苦しいが、人間的には恵まれているような・・・。

まあ、皆が欲しがっていたのは、結局「医療ポッド」だし。データが書き換えられたら、また元通りになっちゃうのかな? 

345620view008最初はスペイン語でスタートするので、地球:エリジウムは、メキシコ:アメリカなのかな? 地球に住む人が、エリジウムの市民IDを手に入れて後は行けばなんとかなると信じている所とか。とすると、割と小さい話だとなあ。

でも、空を見上げると、エリジウムが見えるのは、確かにムカつくよなあ。

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「パッション」

2013-10-10 00:19:42 | 映画

346574view001 ニール・ジョーダンの「ビザンチウム」があっという間に公開終了で見逃したので、「ウルヴァリン」や「エリジウム」よりも先に観に行った。

だって、デ・パルマなんだもん。「キャリー」「ファントム・オブ・パラダイス」に度肝を抜かれた私なんだもん。

アラン・コルノー監督の “Crime d’amour”というフランス映画のリメイクらしい。リメイクかあ。

オリジナルじゃダメなのか?デ・パルマよ。

346574view006で、観ている間はフランスが舞台なのかと思っていたら、今解説などを読むとベルリンが舞台だったらしい。

う~ん、ニューヨークに帰りたい人が女が主役だから、ヨーロッパならどこでもいいのか?

根岸季衣に見えるナオミ・ラパスと、その上司で金髪で赤い口紅で可愛いレイチェル・マクアダムス。確かに上司は悪い奴だけど、上司の男とシメシメと寝てしまうナオミ・ラパスもなあ・・・。で、修正案が気に食わないからってネットで流していいのか?

346574view002この2人に、ナオミ・ラパの部下の女も加わるんだが、3人ともどうよ!という性格だし、ストーリーは途中でミエミエで、なんの意外性もなく。

映像が面白い訳でもなく、きれいでもなく、エロチックな描写もなく・・・。

う~ん・・・。あっ、劇中のバレエの女の人、すっごく美人で、踊りも素晴らしかった。人間の体ってこんなにきれいな動きが出来るんだ!と思わず見惚れました。

デ・パルマ、73歳かあ・・・。

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エミレーツで観た映画 その2

2013-10-08 21:42:52 | 映画

「サ・パージ」って、6月に全米公開した際、第1位になったらしい。

で、もう1本観たのを忘れてました。

⑦「マン・オブ・スティール」

343546view001_2こんな大作を観たのを忘れるとは・・・。いやあ、絶対、映画館で、IMAXでみるべき映画だ。

でも、多分、観に行く時間がなさそうなので、飛行機で観ちゃったよ~。そしたら、大画面でみるべき迫力が当然感じられず、ドラマ部分しか心に残らなかったら、観たの忘れちゃったよ~。

筋は単純だし、結局スーパーマンだし。私の年代はクリストファー・リーブがスーパーマンだし。スーパンとロイス・レインより、当然親世代が気になる。

343546view004 まず実の父がラッセル・クロウ。すごい科学が進みきった惑星(クリプトン)なのに、なぜここまで薄汚い? 育ての父が、ケビン・コスナ―。えっ~、あんなにあっさり?

ダイアン・レインが、機内の暗くて小さい画面でもはっきり分かるほどシミだらけの顔で(メイクなんだろうなあ)田舎のおばちゃんを演じてたが、スタイルが良かった。まだまだ、いけるぞ!

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エミレーツで観た映画

2013-10-06 21:52:00 | 映画

エミレーツ航空で、ドバイ経由でフランスに行ってた。まずは忘れないうちに、映画の感想。

羽田→ドバイ

①「オズ はじまりの戦い」

Ozu公開時見逃したので。ジェームズ・フランコが、カッコ良いからまっ、いいか、という映画。話は浅いけど、映像と色はきれい。

姉にいいように操られ、オズに弄ばれて、醜い魔女になってしまう、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に妙に同情してしまう私であった。

で、ウィキッドになるのかな?

②「THE GUILT TRIP」 

Untitled01調べたら「人生はノー・リターン~僕とオカン、涙の3000マイル~」という邦題があった。

バーブラ(バーバラじゃないのか?)・ストライサンドとセス・ローゲンが親子、96分なので観た。ハートウォーミングな、ロードムービー。めちゃめちゃ面白い訳ではないけど、安心して見られて、最後はホロっとする。

バーブラ・ストライザンドは、ファニーフェイスなので、歳取ったけど、老けた感はあまりなく。子供の名前ねえ・・・。シェルブールの雨傘といい、現在の配偶者に知られたら大事件だけど、元恋人同士としてはうれしいよね。バーブラ扮する母親にはこの旅で出会いがあったのに、私にはこの旅でも出会いがなかった・・・。

ドバイ→パリ

③「Hansel and Gretel: Witch Hunters」 ヘンゼルとグレーテル

Hansel_gretel_large日本ではDVDスルー。コメディ&ホラー映画で、成長したヘンデル(ジェレミー・レナー)とグレーテル(ジェマ・アータートン)が魔女ハンターとなり、ファムケ・ヤンセン演じる魔女と戦う話。

なんでも演るなあ、ジェレミー・レナー。

楽しかったよん。

ジェレミー・レナーはボーゲンで戦うので、ホークアイ(「アベンチャーズ」)につながるのかと思った。ハンター仲間も増えたので、続編もできるんだって。でも、日本では公開しないんだろうなあ。

パリ→ドバイ

④「サイド・エフェクト」

346151view006これも公開時(と言っても1週間前)見逃したので。ソーダーバーグ監督だから、「マジックマイク」のついでに、チャニング・テイタムがあの役で出たのかな?誰でもいい役じゃん。あれ。

あと、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも、なんかもったいない黒メガネだった。

窮地に追い込まれた精神分析医が、殺人事件のトリックを暴いて大どんでん返し!という、ストーリーなのだが、まあ、まどろっこしいズルズルした話運び。もっと、サクサクいけば、ラストもスカッとしたのにねえ。

ドバイ→パリ

⑤「42」 邦題:42~世界を変えた男~

161232_1これは、これから(11月1日)公開。

メジャーリーグ初の黒人選手と、彼を作り上げた会長:ハリソン・フォードの活躍を描く。黒人選手がメジャーリーグに必要という強い信念の元、レールを敷く会長と、差別の中、そのレールの上を結果をきちんと出して立派に歩む黒人選手。

161232_2エピソードなどを絞り込んで描いているので、分かりやすくて、見易い映画に仕上がってた。アメリカは広いねえ。北部と南部で、こんなにも違うんだ。また、黒人の奥さんも差別に負けてない。アカデミー賞有力!という触れ込みで、これから日本で宣伝するんだろうなあ。

確かにきちんとした映画だった。

ハリソン・フォード、演技派だった。でも、メイクの関係で老けてた。私には永遠のヒーロー、ハンソロなのに・・・。

⑥「The Purge」 ザ・パージ(粛清 とか 浄化)

20130404_purge_trailerライフル協会みたいな団体が新政府となった、20年後のアメリカ。はびこる暴力・殺人を封じ込めるため、1年に1度、夜7時から翌朝7時までの12時間、ガス抜きとして正式に「殺人」認めた「ザ・パージ」というイベントが開催される。

最初は、ホームレスや低所得者層=黒人を狩りと称して殺していたが・・・という「42」を観た後は、ある意味、アメリカ映画の奥深さが感じられる。

だんだん、白人のセレブ層も「彼女との交際を反対する、俺を馬鹿にする彼女の父親を撃ちThepurge 殺そう」とか「最近、あの家庭、羽振りが良くて目障りよねえ。どうです?奥様。今度のパージに、殺っちゃいませんこと~」となって、狙われる一家の恐怖の一夜の物語。

って、こんな新政府になった時点で、まともな人間は他国に移住するだろう、ってか、こんな新政府ありえないでしょう。

自分の家族を守るため、狂気の宴に参加しそうになるけど、「暴力はいけない!」と正気にかえって、そして・・・なんだけど、そんなわざわざ気が付く前に、どこかに引っ越せよ!という映画だった。

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