真冬に1回目を耕し今回が2回目です
1回目は粗く深く起して
土を天地返し空気を入れ凍結した土が殺菌の作用をもたらします
ヨウリンケイカルを入れるのもこの時期です
2回目は細かく砕き田植えまで安定した土をつくります
3回目は田植え直前の5月下旬に行い仕上げの起耕です
農業の一つ一つの作業にはこのような理由があります
福島や茨城では田んぼを起こせない、苗をつくれない
こんな報道を見るたびに同業者としてはやるせなさと怒りを覚えます
“原発のおかげで”という分水嶺はどこにあるのか
そもそも分水嶺など設けてはいけなかったのでないか
3週間ぶりの雨です
畑が生き返ります
種をやっと蒔けます
タケノコもきっと顔を出していることでしょう