晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

昔とった杵柄

2015-07-07 06:16:48 | 八曽モミの木キャンプ場
梅雨の合間といきたかったが雨中の作業となってしまった。
キャンプ場の森には大木が多くあって来場者に緑や木陰を提供してくれている。
しかし枯れてしまえばそれは凶器となってお客さんの頭に降りかねません。

夏休みになってからでは平日でも多くのお客さんがいるので、
やるなら今しかないとクレーン屋さんと調整して枯れ大木の伐採です。



まずは手始めに杉の木で10mくらいあるが一気に下から切断です。
クレーンで吊り上げながらなので慎重に作業をすすめます。



人が小さく見えますが上にいるのは私です。



目的の木はこれ、樹高15mはあり根元は直径1mぐらいあって、
幾つかに枝分かれしてとんでもない大木です。



私が10m有ろうか高さで高所作業車の操作をして、
枝ごとにクレーンのワイヤーをかけチェンソーで切断していきます。


雨が降ってきました。
カッパを着て下でも下ろした木を切ってトラックに積んで置場に運搬の連携作業です。





クレーン車のオペレーターも同じ組合員です。



ふと川面を眺めると一羽のカモが石の上でたたずんでいます。
近づいても逃げませんでした。





最後に春から働きづめだった鯉のぼりさんたちも地上に下りてもらいました。
長い間ご苦労様でした。

会社員時代に仕事柄幾つかの資格をとったが、
この高所作業車操作資格もその一つです。



なんと20年以上前のものです。
こういう講習資格は更新が無くまさに一生ものです。
勿論時々操作しているから動かせるだけで、
20年も空白があったら怖くてやれませんね。



昔とった杵柄とはこのことでしょうか。
コメント (8)
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