晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

女王蜂ものがたり

2015-07-25 05:48:52 | 八曽モミの木キャンプ場
夏から秋にかけてキャンプ場を悩ますのがスズメバチの巣です。
軒先に巣をかけるアシナガバチと違って、
彼らは僅かな隙間から出入りできる屋根裏や壁の中にまず巣づくりします。
人の生死にかかわるほどの凶暴性があるのもスズメバチです。

それがバンガローに出入りしているのを発見です。
土曜の今日には予約が入っているので、
急きょ懇意にしている駆除業者さんに連絡して巣を取り除いてもらいました。





これはモンスズメバチと呼ばれ、かなり凶暴な性格で刺されたら大変なことになるところでした。
巣の下にいるのが女王蜂です。



働き蜂と比べてみると一回り大きいです。



駆除業者さんによると、
この種のハチは親蜂が獲ってくる虫を巣の子供に食べさせ、
自分は子供が作りだす栄養物(詳しくは聞き忘れです)を吸って生きているとのこと。
親になると噛む顎だけが発達しているが食べることが出来ないので、
巣が無くなれば生きていけない。
生きようと他の巣に行っても臭いが違うので反対に襲撃されてしまうとのこと。

女王蜂は1年生で秋の終わりに来年女王蜂となる子を産み生涯を閉じる。
働き蜂はすべてメスでオスは働かない。
唯一の仕事は生殖で用が済めば死が待っています。

なんか身につまされる話を聞かされました。



夕やみ迫る頃1時間で作業を終えることが出来ました。
これで安心してお客さんに入ってもらえます。
駆除処理料金9000円は他の業者さんに比べて格安です。
コメント (2)
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