じねんじょの種イモは零余子から育てるのが手っ取り早い。
一般的に野菜は種子から育てるのだが零余子は種子でなく、
わき芽が養分を貯え肥大化したものです。
薯は地中で育つが零余子は茎の葉腋にできます。
零余子は食べても美味しいですね。
親鳥が卵を温めて雛を生むがごとく、
零余子を切り粉の中で一ヶ月も温めて発芽させました。
根も長く伸びました。
これが2500粒あります。

今日これを部会の増殖ほ(網室)で播種します。
一年かけて種イモに育て来年部会員の畑で、
更に一年かけてやっと食用薯になります。
昨夜は満月が零余子の旅立ちを祝ってくれました。

5月の満月はフラワームーンと呼ぶんだって。
< 零余子旅立ちを祝うフラワームーン >