昨日は地区の防災訓練でした。
通常は9月に行っているが今年は犬山市と共催のため、
大雨が予想される梅雨前の6月に設定された。
大規模訓練は5年前に私が区長をしていた時に開催して以来です。
関係者を含めて100人近く集まりました。
我が集落は西方に入鹿池が広がり、
三方は急傾斜の山が迫る典型的な山間危険エリアと言える。
地区で作成した防災マップも危険色がいっぱいです。

いざという時にどう避難するか。
永遠の課題なんだがこれも訓練の回数を重ねることによって、
いざという時の選択肢を作ってくれる。

訓練の初めはマイハザードマップを作るところだ。
緊急度に応じた行動パターンを自分なりに作り上げていきます。

今から65年ほど前になるが梅雨の大雨で入鹿の山が崩れ、
集落の半分が埋まり流され、
3人の命が奪われたことを語れる人も少なくなってきた。
犬山市として発足した年の災害であり、
市政上最初で最大の災害でなかっただろうか。
若い行政マンは知る由もないだろうが、
市も地区も防災の原点にして欲しい。
外では簡易トイレやカセットボンベ式発電機の紹介もあった。


そう言えば私も2年前コロナ支援金で一人10万円が支給された折に、
インバーター発電機を購入し非常時用に備蓄している。
最後に山田市長から講評をいただいた。

原県議も駆けつけていただきありがとうございました。
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