今朝はシトシト雨ですが次第に強くなるとのこと。
いよいよ梅雨入りかな。
ジメジメ感は嫌だけど日本の国土にとって、
無くてはならない季節の雨です。
雨が降る前にと遅まきながらですが、
サツマイモの苗を植え付けしました。
ホームセンターなどでは既に一ヵ月前が販売のピークだったと思うけど、
ここ数年は自然薯仲間が自作した苗を融通してもらっています。
何てったってサツマイモは全てにおいて手がかからない。
同じイモなのにヤマノイモと何でこうも違うのだろう。
手っ取り早く自然薯を芽出しした畝を使いました。
先ず鍬で深さ30cmぐらいの溝を掘ります。
肥料はというと窒素成分は不要です。

ここに撒くのは米糠と過リン酸石灰のみ。
サツマイモの組織内には、
空気中の窒素を固定する微生物(アゾスピリラム)が共生していて、
自ら栄養分を作り出すのでほとんど不要です。
なのでちょっぴり副食的な肥料で前者は微生物の餌となります。
後者は野菜に欠かせないカルシウムを補います。
土を被せたらマルチを敷いて30cm間隔で穴を開け、
苗を植えれば作業完了です。

天ぷらにして食べるくらいなので、
安納芋と紅はるかを各10本植えただけです。
とはいえ戦中戦後の国民の胃袋を支えたサツマイモです。
しっかり育て秋には有難くいただきましょう。
< 薯と芋美味にして胃袋満たす >