6月27日からは七十二候の一つ『菖蒲華(あやめはなさく)』です。
菖蒲華とはアヤメが花を咲かせる頃のこと。
菖蒲華とはアヤメが花を咲かせる頃のこと。
アヤメが咲くと本格的に梅雨到来といわれていましたが、
今年は梅雨じまいともいえるほどで今週は晴れマークが続いている。
アヤメ・ハナショウブ・カキツバタはよく似ており、
アヤメ・ハナショウブ・カキツバタはよく似ており、
非常に見分けがつきにくいですね。
「いずれアヤメかカキツバタ」と慣用句があるように、
見分けずらいですね。
ましてや花音痴の我には到底区別が付かないので、
これはネット知恵です。
先ずはアヤメです

花の特徴は外花被片に網目模様がある
次はカキツバタです

外花被片に網目模様はなく白い斑紋がある
ハナショウブです

外花被片に網目模様はなく黄色い斑紋があります
花の色は同じだし模様が少し違っているだけなので、
素人が判別するには難しいですね。
「何れ菖蒲か杜若」とは、
どちらも優れていて選択に迷うことの例えなんだが、
その語源は平安時代に遡るとのこと。
昨夜も大河ドラマを見たが、
頼朝とは系図がちょっと離れている源頼政が発した言葉らしい。
源頼政が怪しい鳥を退治した褒美として、
菖蒲前という美女を賜る時に、
十二人の美女の中から選び出すように言われて詠んだ歌で、
「いずれ菖蒲」「いずれが菖蒲か杜若」とも。(太平記)
「いずれ菖蒲」「いずれが菖蒲か杜若」とも。(太平記)
言葉とは何百何千年と生き続けるんですね。
それを思うと現代の言葉は生まれてはすぐ消える。
< 菖蒲も杜若もみんな地球家族 >