晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

近年にない不作となりそう

2024-10-21 06:00:30 | じねんじょ
朝の冷え込みが一気に下がった感じです。
でもこれが真面な10月下旬の季節感でしょう。
秋の深まりとともにじねんじょ畑が色づいてきました。

ただ『夢とろろ』という品種からすると2~3週間、
枯れるのが早い。
それに今年は特に蔓葉の繁茂がほとんどなく、
早枯れがあちこちで発生してしまった。

10月初めに早枯れした畝を掘ってみました。
見事に出来ていません。

300g前後が数本あっただけで、
後は種イモにちょうどいいくらいのサイズばかりです。
それに跡形も実態すらない株もある。

ムカゴも採ったが大幅に少ない。
蔓葉が無ければ育たないのが当たり前です。

生長過程で悪い予感はしていたものの、
ここまで悪いとは・・・
蔓葉が残っている株まで掘っていないので全容でないが、
今年の販売戦略を大幅に変えざるを得ないかも。
足りない分は栽培仲間から買い取ってやるにしても、
どれだけ入手出来るか現時点では不明です。

畑土は土壌診断して不足成分を補充したが、
そもそも種イモの芽出し時点で大きく腐りが出ていて、
その流れを引きずり猛暑が追い打ちをかけた結果です。
一番は種イモの品質に問題があったと思われる。

思い起こせば20年間薯づくりをやってきて、
何年か周期にこんな事態に落ち入っています。
その度に畑を替えたり栽培法を見直してきました。
山あり谷ありこれも人生と思って、
楽しんで乗り切っていきましょう。

< 二十年やっても奥深し薯づくり >
コメント (2)
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