ちょっと冬らしい気候となってきましたが、
それにしても暖かい日が続く毎日です。
ニュースではお客さんが多い正月に雪が降らなかったので、
この先雪が降ったとしても経営が成り立たないため、
今年の営業を取りやめたとか。
自然を相手に生活の成りあいを作っている方には、
うすら寒い冬となっています。
毎年シベリア方面からやってくる冬鳥にとって、
日本の冬はどう写っているのだろう。
この冬やっと会えました。
ほとんど啼かないため「口をつぐむ」から訛って「ツグミ」と命名されたとか。
かっては最も密猟の餌食となっていた悲しい歴史があります。
一茶の句にこんなのが
『喧嘩すな あひみたがひに 渡り鳥』
ここで「あひみたがひに」とは「相身互い」の意です。
同じ境遇や身分の人が、互いに同情し合い、また助け合うこと。
渡り鳥の主だった鶫を見て詠んだとも。
物言わずとも意は伝わるよと鶫に言ってあげたいね。
< 啼くまで待とう鶫の意太腹で >
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