晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

公務員が「土人」発言していいの?

2016-10-20 06:19:03 | 社会のこと
夕方の報道テレビを見ていて愕然としました。
沖縄のヘリパッド建設現場の警備に派遣されていた、
大阪府警の機動隊員が建設を反対する住民に浴びせた言葉です。

同じ日本国民に対して「土人が!」なんて差別用語を平然と浴びせるとは、
それも公権力を有する警察官が言うとは激しい憤りを覚えます。
沖縄の住民を彼らはこんな感覚で見ているとは情けない限りです。
基地負担を押し付ける政府の本音かも。

ネットではビデオ映像が拡散しています。
まるでヤクザですね。

府警は謝罪して隊員を帰阪させたが、
府知事は発言云々よりも労をねぎらったそうです。
これまた的外れな行政トップの政治家の言葉に二度唖然です。

奇しくも青森県黒石市の祭りの写真コンテストを巡る騒動にも通じます。
いじめで自殺した中学生が写っているから市長が市長賞を取り消させた。
全国から批判が殺到するととってつけたような理由で賞を復活させました。

公務員も政治家も自分の言葉に責任を持たなくては、
何をやるにしても信用されなくなるのをご存じだろうか。

昨日は世間の雑念を忘れて一日中稲刈りに勤しんだが終わりませんでした。
月曜日に降った雨が乾ききらずコンバインが泥濘にはまって動かず、
手刈りとバインダーでは遅々として進まず。
今日もやるが終わりそうにないです。
腰も痛いし・・・

最初の一刈りだけ動いてくれ、
これならいけると思ったが・・


<口災い本音ちらつく権力者>


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悪戦苦闘

2016-10-19 06:28:05 | 野菜・果樹づくり
昨日は動いているとむしろ暑いくらいでTシャツで作業できる陽気でした。
田畑で飛ぶバッタ君も何を間違えたのか、
作業小屋の窓辺で日向ぼっこか日よけか。


9月の台風で五条川が氾濫し田んぼが池と化した稲田です。
稲刈りの時期がやってきました。
初めは半立ちしていたものの続いた雨で完全に倒れてしまい、
機械は入れられず手刈りして捨てるしかありません。


何とかバインダーで刈れるところはやりたいと入ったものの、
前日の雨で田んぼはぐちゃぐちゃです。
それでも片付けねばならない、
これが水のみ百姓の現実です。


今日は長男の応援があって脱穀まで終えれるか・・

<泥まみれ倒れた稲穂シシも食べず>
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明日の農業へ

2016-10-18 06:17:19 | 人生
このところまともに空を見ていなかったのか、
久しぶりに西の空に夕焼け空を発見です。
今日から天気が良くなることは予報で知っていたので当たり前のことですが、
それでも夕焼けは何故か心を癒してくれますね。


市役所から農業経営に関するアンケート調査依頼がきました。
一定の規模の経営とか様々な農業者団体の代表者に送付されたようです。
役所が本気で明日の農業を考えていこうとする姿勢は評価できます。


犬山は観光と自然を生かした街づくりを展開してきたが、
そこに暮らす市民から見ると今一つ物足りなさを感じています。

農業者の端くれから言わせてもらっても、
作っても売るところが少ないです。
各地に朝市があって対面販売の良さは頷けるが、
一つしかない身体をいくつもこなすことなど不可能です。
産直市場がいいんだが市内に無く、
数多くある隣市に頼らざるをえません。

今は何とか栽培し生産者として知恵をしぼって、
犬山市のふるさと納税の返礼品で扱ってもらうなどして、
自然薯の知名度アップと販路の開拓に努力しているが、
後継者不足は何とも歯がゆい課題です。

自身の家族後継は諦めるとしても、
生産者グループ員も減少の歯止めがかかっていません。
青年農業者や退職者とかがコラボするなかで、
関心を持つ農業に足を踏み出していけるような施策を願いたい。

<田畑荒れ国栄えるか悩む秋>
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秋徒然

2016-10-17 06:38:55 | 仲間たち
朝夕の冷え込みがあるとはいえ昼間は風もなく暖かい日でした。
ふと入鹿池の湖面を眺めるとボートの大群です。
ワカサギ釣りが始まったんですね。
来年の春までこんな景色が続きます。


我が家オリジナルのミカンを少し採ってきました。
見た目はまだ青いが食べてみると、
適度な酸っぱさが口を引き締めてくれます。

1個50円も出して買っていたミカンは甘みはあるが、
何か味に特徴がなくて好きでなかった。
大人の味で病みつきになる我家のミカンは、
冬に向けてさらにまろやかな味をつくってくれそうです。


夕方から近所のおじさん仲間で作っている旅グループのBBQでした。
今は平均年齢60歳代となってしまったが、
会ができたのは30年以上も前のことです。
あの頃は若かった。


毎月3000円の積立金を農協さんが集金してくれ、
毎年だいたい5月におじさん8人で旅しています。
昨夜は中間となる10月でBBQをしながら来年の計画を練りました。

今年は丹後半島から城崎温泉へ、去年は立山に行きました。
来年は伊豆半島の雲見温泉で海の幸をいただき、
駿河湾フェリーにも乗って富士山をたっぷり眺めることにしました。

<旅プラン肉つつき飲む秋の宵>
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人生無情

2016-10-16 06:44:11 | 人生
朝夕の冷え込みに身震いしている昨今です。
でも10月半ばとなればこれが当たり前の季節なんですね。
今までが暖かすぎたということか。


昨日のお昼に近くの団地に住む会社員時代の後輩から、
悲しい便りとなる電話がありました。
亡くなったのは私より2歳若かったが5年ほど前に臓器の癌を発病し、
この間手術と復職を繰り返し癌と闘ってきたが遂に果てました。

今年の3月に65歳の節目で職場人生と区切りをつけたのと、
元気になったとの報告を兼ねて数人の仲間たちで会ったばかりです。
聞けば翌月には癌の転移が見つかり、
この半年間は病院暮らしだったとか。

夜はお通夜に参列してきました。
お棺の中の君は安らかな人生を往生した優しくきれいな顔立ちで、
微塵もその苦しみを見せていませんでした。

亡くなる人の半数が癌だという時代です。
でももう暫く生きたかったに違いないでしょう。
孫の成長も見たかっただろう。
人生は無情です。
順番で逝けるわけでありません。

<歳重ね再起かなわず先に逝く>

コメント (6)
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