きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

男の料理 パート2

2011-02-24 15:36:55 | 食・レシピ

前回、友人の家での料理をブログに紹介いたしました。

今回はその後のお話になります。

季節も変わりまして、ある夏の日のことです。その日、私はカレーを作ろうと準備しておりました。

その時、前回カレーを作ったあの「ニンニク事件」の友人から電話がありました。

友人「今日、暑いな」

私「ああ、夏だからな」

友人「お前の家、エアコンあるんだっけ?」

私「あるけど、それがどうした?」

友人「うちエアコン無いから涼みに行く」

と、そんな会話の後に我が家に来ることになったのです。

やがて、最寄の駅に到着したと連絡があり、会うことになりました。

友人「今日は何か作るのか?」

私「ああ、カレーを作ろうと思ってるんだ。なるべく野菜中心の」

そんなこんなでスーパーへ

今回は友人も資金提供するとのことで、食材を色々選べることになりました。

カレールーに肉は挽肉、にんじん、ジャガイモ、たまねぎ・・・と選んできて、コーンの缶とトマトの缶を発見

なんせ前回も個性的なカレーを作った実績のある二人。

ほほう、なかなか面白そうだな・・・と購入決定

さっそく我が家に行って調理を開始

挽肉を炒めて、野菜も炒めます。さすがに挽肉はすぐに火が回ります。

にんじんやらたまねぎやら皮をむいたりしていたのですが、ジャガイモは芽を取ってそのまま切ります。

こうすると、煮込んだ後にジャガイモが溶けても皮が残って食感を楽しむことができるから

本当のことをいうと、皮をむくのが面倒だったってことが真相なんですけど

で、あくを取ったりしてカレールーを入れて煮込むこと4時間あまり。

最後にコーンとトマトを投入して、少しの間煮込んで終了。

さっそくカレーライスを食べてみました。

う・・・うますぎる

結局、二人で3杯ていどおかわりしてしまいました

しかし、大量に作ってしまったのでなかなか減らない。

我が家はミニ冷蔵庫なので容量が小さく保存ができない

食べる以外にこの季節は危険です。

友人、いいことを思いついたと提案してきました。

「近くに住んでるYが居たろ?あいつならこのぐらいの量なんて朝飯前なんじゃないか?」

たしかに、友人Y君ならなんなく食べられる量だな

さっそく電話連絡したところ、翌日の昼頃なら行けるとの回答。

できればすぐにも来て片付けてほしいんだけどなぁ・・・とは思いましたが、いきなりの要請をしたんだし仕方ない。

翌日まで待つことにしました。

そして、翌朝

やはり若いからか、朝起きたらお腹が減りました

さっそくカレーを食べたのですが、一晩置いたせいかコクが出て昨日よりもおいしい

なんと二人で全部食べてしまいました

ここで困ったのが、緊急要請した友人Y君。

確認したところ、彼は既に家を出ていたそうです。(お母さん談)

しかも、夕飯はいらないと伝言までして

連絡をとろうにも彼は携帯電話を持ってませんでした。

この事態に対応を協議した結果、「置き手紙」をしていくことにしました。

ちょうど、コインランドリーに行く用事があったからなんですが、もしかしたらそのまま帰るだろう・・・という消極的な作戦。

友人を送って、コインランドリーで洗濯物を片付けて帰ってきたら、我が家の前に友人Y君が待っているではないですか

手には「置き手紙」を握りしめて

汗びっしょりの彼を家に入れて、事情説明。

しかし、彼は何も食べてこなかったのだから何か食べさせてくれの一点張り

そりゃ、そうでしょうね。カレーが食べられると思ったら品切れで閉店ですと張り紙されていたわけですから

仕方なく、駅前のラーメン屋さんでラーメンをごちそうすることに。

私はすでにカレーで満腹だったのですが、一人で食べるのは嫌だとY君からお願いされましたので、私もラーメンを食べることに

暑い夏の14時に熱いラーメンを満腹の状態で食べる・・・、これほど過酷なフードファイトもありません

彼はその後に満足した表情で帰っていきました

ここで、また一つ学びました

「量はちゃんと考えて作ろう」

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