きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

男の手料理

2011-02-24 01:37:04 | 食・レシピ

まだ、社会人なりたての頃のお話をいたします。

社会人なりたての頃、我々はお金の余裕など無い時代でもありました。

初任給はそれほどあるわけではなく、一人暮らしの生活費で切り詰めなくてはいけなかったのですが、それはそれで青春を謳歌といいますか、楽しんで暮らしたものでした。

当然、食事は自炊となります。

ある時、学生時代の友人から連絡があり、家に誘われました。

さっそく家に行ってみると、友人から金が無いから食事を作って一緒に食べようと誘われたんです。

食費は全部私持ち

しかし、私もそれほど手持ちがありませんでした。当時はコンビニでATMも設置されていない時代です。

とりあえず米はありましたので、メニュをどうするかと検討した結果、「カレー」となりました。

さっそく隣駅のスーパーまで買出しです。

とりあえず、豚の細切れとマーガリン、にんじん、ジャガイモ、たまねぎ、カレーのルーを購入。

しかし、何か物足りないと思った友人、ある物が大安売りしているのを発見

油揚げとスライスしてある乾燥ニンニク

ほほう、それは面白そうだなとさっそく合わせて購入いたしまして帰宅しました。

で、調理したのですが、米があまり残っていないこともあり、ご飯は少なめ。

その代わりといってはなんですが、油揚げと乾燥スライスニンニクを全部投入しました。

ざっと3時間ほど煮込んで完成

さっそく食べたのですが、これがなかなかいける

そうですねぇ、油揚げがカレーうどんを食べてる感じをさせるのですが、ニンニクの効果抜群。

かなりおいしいということで、おかわりまでして残りは朝食にしてその日は就寝しました

翌朝、我々のお尻は火事となっておりました

そうです、大量に投入したニンニクが牙をむいたのでした

トイレに行く度に叫び声が聞こえるしまつ

しかし、朝食はニンニクたっぷりのカレールーのみ

ニンニクの猛威は翌日まで続き、我々は香辛料の量の限度というものを身をもって知ったのでした

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