きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

『床屋』って何故『床屋』と言うのだろう?~学校では習わないちょっとした疑問~

2019-06-22 18:37:57 | うんちく・小ネタ
髪を切りに行く場合、皆さんはなんて言いますか?

「美容室に行ってくる」と言う人もいるでしょう。

または「散髪してくる」って言う人もいるでしょう。

でも「理容店に行く」とはあまり言いません。

ではなんと言うのか?

「床屋さんに行ってくる」とおそらく言っていると思います。



なんの疑問も感じずに使うこの「床屋」という言葉。

でも、髪を切るまたは整えてくれるお店を『床屋』と言うのだろう?

チコちゃんではありませんが、なんで?と疑問に感じたわけです。



理容店でも美容室でも『床(とこ)』ってなんだろう?

床の間のこと??



いやぁ、茶室じゃねーもんなー。

とまぁ、散髪した後に疑問を感じた私。このまま何気なく知らないまま時を過ごしてもいいとは思うのですが、それこそチコちゃんから叱られてしまいます。



そこで調べてみました。調べてみたといってもネットの「語源由来辞典」さんの引用ですが(笑)

床屋さんの語源。

それは江戸時代。

髪を結い直ししたりする『髪結い屋』さんのお店の形式からなんだとか。

当時の髪結い屋さんは、自宅とは別の簡易型の建物(移動したりもできるような)で営業していて、その建物に簡単な「床」を設けていた。

元は「髪結い床(とこ)」と呼ばれていたものの、事業者を意味する「屋」を付け「髪結い床屋」と呼ばれるようになり、やがて「髪結い」が呼ばれなくなり「床屋」となった。(語源由来辞典より参照)

たぶん、明治時代になって髷を結わなくなり「髪結い」が外れていったんだと思います。

ふむ、床屋さんという語源にもこうした歴史があるんですねぇ。いやじつに面白い。

学校では教わらない歴史エピソードの一つです。





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