今年も残り少なくなりましたね。
この1年もアガベシロップを使ったお料理を
日々、色々作ってきましたが、
皆様にご紹介する今年最後のアガベレシピは
お正月の代表的な食べ物のひとつお汁粉(ぜんざい)です。
関東ではこしあん、粒あんどちらを用いてもお汁粉と呼んでいますが
関西ではこしあんを用いたものをお汁粉、
粒あんを用いたものをぜんざいと呼び区別しています。
また地方によってはお正月にお汁粉をお雑煮として
食べる習慣があるところもありますが、
多くは鏡開きの後、お供えのお餅を用いて
お汁粉やぜんざいを作っていただく事で1年間の無病息災を願います。
お正月に限らずこれからの寒い時期には
あったかいお汁粉がおいしいですよね。
もちろん暑い時期は冷たく冷やしていただく
冷やし汁粉もお勧めです。
そしてこのお汁粉を使ったアレンジレシピとして
もう1品、台湾風汁粉「紅豆湯」をご紹介します。
台湾では色々な種類のお汁粉がありますが、
最もシンプルなものが「紅豆湯」と呼ばれる紅豆(あずき)に
湯圓(白玉)を加えたものです。
冬のあったかデザートとして愛されています。
現地ではピーナッツ、緑豆、きくらげ、タロイモ、ハスの実などを
トッピングできるお店もあります。
常温でも美味しくいただけます。
アガベシロップだけで作る自然な甘さのお汁粉。
日本スタイルと台湾スタイルのどちらもぜひお試しください。
アガベでお汁粉
<材料 4人分>
小豆・・・・1袋250g
アガベシロップ・・・・200g
塩・・・・ひとつまみ
切り餅・・・適量
<作り方>
1あずきはさっと洗ってたっぷりの水(1ℓ)を加えて強火にかける。
沸騰したら、火からおろし湯を捨てる。同じ作業を再度行う。
2再び鍋にあずき、水1ℓを入れ強火にかける。
沸騰したら豆がが踊らない程度の弱火にして約1時間程度、
豆が完全に柔らかくなるまで煮る。
※豆が水面から出ないように水分が減ったら、湯を足しながら加熱する。
※小豆により加熱時間は調整する。指で簡単につぶれる柔らかさになればOKです。
3あずきが柔らかくなったら、小豆とゆで汁にわける。
鍋にあずき、アガベ、塩、ゆで汁450mlを入れ中火にかけ沸騰したら、
弱火で30分煮る。※ゆで汁は計量することで甘みがぶれない。茹で汁を多くする場合甘みも増やす。
火を止め、1~2時間そのままにして甘みを含ませる。
4お椀によそい焼いたもちをのせる。
台湾風ミックスぜんざい
<材料>
お汁粉(ぜんざい)・・・・適量
白きくらげ・・・8g、アガベシロップ・・・大さじ2
白玉粉・・・・60g、水・・・・・大さじ4
バナナ・・・・適量
栗の甘露煮・・・4個
クコの実・・・・12粒 水につけ柔らかくする。
干しあんず・・・・4個
<作り方>
1白きくらげは水につけてもどし、石づきを切り食べやすい大きさに切る。
鍋に白きくらげとたっぷりの水を入れ強火にかけ沸騰したら柔らかくなるまで
1時間程度ゆで、ざるにあけ湯をきる。
再び鍋に戻し、水150mlの水、アガベを加え沸騰したら
弱火でとろみがつくまで20分程度煮る。
2ボウルに白玉粉と水を入れ耳たぶの硬さになるまでこねる。
1㎝ぐらいのサイズに丸め、熱湯でゆでる。
3器にぜんざい、1のきくらげ、白玉、スライスしたバナナ、
栗の甘露煮、あんずをもりつけクコの実を散らす。
<レシピ提供:柳瀬真澄>
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