ここや
ここや
ここに書いてある症状のほとんどを、私は経験しています。
でも、私の症状は原因不明ではありませんでした。
脳脊髄液が漏れていたのです。
今も止まっているかわわかりませんが、
少なくとも前よりはブラッドパッチ治療で症状がかなり軽くなりました。
だって、以前は、椅子に座っていることさえ長くは無理で、すぐ横になりたくなり、
こうしてパソコンを打つことなど、
不可能だった時期がありますから。
少し動くだけで、その場にうずくまってしばらく動けないほどの激しい疲労感でした。
それはそれは言葉で表現できないくらいの強烈な、今まで経験したことのないような疲労感、倦怠感でした。
自分の肉体を脱ぎ捨てたいほどの重さでした。
私は治療で回復を実感したからこそ、この体験を誰かに伝えなければと、
このブログをはじめました。
私は脳脊髄液の漏れを止める治療で、症状は軽快しました。
漏れの再発とともに、症状はまた現れました。
また漏れを止める治療を受けると、また症状は軽快しました。
これにより、人間は脳脊髄液が漏れると、
髄液が漏れた脳は、激しいだるさ、倦怠感、疲れ、などさまざまな症状を出すということを確信しています。
脳は重力で下がると苦しくてさまざまな症状を出すようです。
私も背もたれが直角の車いすには苦しくて座っていられませんでした。
だから、その症状が、車いすさえリクライニングして移動しないとならない
慢性疲労症候群の方々の苦しみと非常に類似点を感じます。
もしかして?慢性疲労症候群?と思った方は、
その前に、
もしかして?脳脊髄液減少症?
と一度は疑ってみてください。
こちらも参照
ホームはこちら。
患者さん自身が疑わないと、セカンドオピニオンも求めないし、
同じ症状でも違う視点で診る専門医にもたどりつきませんから。
自分が治るためなら、前医に遠慮する必要はありません。
前医だって、患者が治ってくれることは嬉しいことのはずですから。
一度は脳脊髄液減少症を疑って、専門医を受診し、医師の判断で検査を勧められたら、勇気を持って検査を受けてみてください。
もし、髄液漏れが原因での症状なら、治療で治る可能性がありますから。
ただし、症状が長く放置されていた場合は、
治療後の回復の過程も、一時的に症状が悪化したようになりながら薄皮を剥ぐように、
悪くなったりよくなったりを繰り返しながら、治っていきますから、
かなり、自分でも勉強しないと、新たな主治医の治療方針に疑いがわいて、
治らないじゃないか!、やっぱり別の病気なんだ!となって、
脳脊髄液減少症の医師から離れてしまい、
治療が続かないことがあると思います。
放置期間が長ければ長いほど、治療にもかなりの覚悟と忍耐と継続が必要だと思います。