今回は再び富士山の森へ、この時期に咲くツリシュスランを探しに行ってきました。
毎年この忙しい8月の旧盆前後が開花時期ですので、計画しては都合が悪くなり
なかなか探しに行けませんでしたが、今年はようやく予定どうり行くことができました。
前回のフガクスズムシソウはブナやイタヤカエデの樹に付いた苔などの上に根を張る半着生
のような感じですが、ツリシュスランは先週に見てきたカシノキランと同じ着生ランです。
フガクスズムシソウは、どんな森を探索したら良いか何となくわかりましたが、
着生ランは、気まぐれなところもあるからな・・・・
まずはスタンダードに空中湿度が高い前回と同じような感じの森を探し歩き
着生してそうなブナやイタヤカエデに出会ったら、双眼鏡を使って高い枝の先まで
見落とさないように、しっかり観察しようと思います。
自分の感で2ヵ所、場所を選びました。
まぁ~富士山の山頂まで登るくらいの感じで、楽しみながら歩こうと思います。
少し日が昇りかけた薄暗い森を奥へと・・・・
ツルアリドオシは小さな赤い果実になり
ヤマシャクヤクの果実は、とても色彩鮮やかです。
毎年この忙しい8月の旧盆前後が開花時期ですので、計画しては都合が悪くなり
なかなか探しに行けませんでしたが、今年はようやく予定どうり行くことができました。
前回のフガクスズムシソウはブナやイタヤカエデの樹に付いた苔などの上に根を張る半着生
のような感じですが、ツリシュスランは先週に見てきたカシノキランと同じ着生ランです。
フガクスズムシソウは、どんな森を探索したら良いか何となくわかりましたが、
着生ランは、気まぐれなところもあるからな・・・・
まずはスタンダードに空中湿度が高い前回と同じような感じの森を探し歩き
着生してそうなブナやイタヤカエデに出会ったら、双眼鏡を使って高い枝の先まで
見落とさないように、しっかり観察しようと思います。
自分の感で2ヵ所、場所を選びました。
まぁ~富士山の山頂まで登るくらいの感じで、楽しみながら歩こうと思います。
少し日が昇りかけた薄暗い森を奥へと・・・・
ツルアリドオシは小さな赤い果実になり
ヤマシャクヤクの果実は、とても色彩鮮やかです。
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見上げてばかりして歩いていたら、足元にはコアツモリソウの群生。
下からのぞきながら、ここで遅い朝食を。
下からのぞきながら、ここで遅い朝食を。
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すっかり日が昇り暑くなってきました。
ここの森にキリを付けて、フガクスズムシソウの森へ。
ここの森にキリを付けて、フガクスズムシソウの森へ。
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ここの森はシットリしていて、着生している苔や羊歯が美しいです。
羊歯の仲間のオシャグジデンダは、幾何学的な造形と透ける緑が美しく
下から眺めているだけでも、癒されます。
少し疲れてきたので、大きく深呼吸。
羊歯の仲間のオシャグジデンダは、幾何学的な造形と透ける緑が美しく
下から眺めているだけでも、癒されます。
少し疲れてきたので、大きく深呼吸。
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着生しているイワギボウシは丁度、花の時期にあたりました。
地味な着生ランより、花は見栄えがあり美しい清涼感があります。
この花が終わると、次はダイモンジソウですね。
地味な着生ランより、花は見栄えがあり美しい清涼感があります。
この花が終わると、次はダイモンジソウですね。
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大きなブナの樹には上の方の枝までイワギボウシが着生していて、
森のオアシスですね。
森のオアシスですね。
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そんな感じで大きなブナの樹に着生しているイワギボウシを見ていたら・・・・
イワギボウシの下の方にも何か咲いている!
ドキドキしながら双眼鏡で確かめてみると。
イワギボウシの下の方にも何か咲いている!
ドキドキしながら双眼鏡で確かめてみると。
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ツリシュスランがいます!
こんな感じの所に咲くのですね。
下がった茎が花が付く位置で、上に向かってそり上がる独特の姿です。
300mmの望遠で、こんな感じの花風景です。
良い雰囲気で撮影できましたが、もう少し目線に近い場所で見てみたいので
更に探してみようと思います。
こんな感じの所に咲くのですね。
下がった茎が花が付く位置で、上に向かってそり上がる独特の姿です。
300mmの望遠で、こんな感じの花風景です。
良い雰囲気で撮影できましたが、もう少し目線に近い場所で見てみたいので
更に探してみようと思います。
ヤシャビシャクは果実ができて・・・
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マツノハマンネングサの花は、そろそろお終い。
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アオベンケイ見つけた。
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苔が着生した大きなブナに出会うと、何処かに隠れていないかと目を凝らして
探すのは宝探しのようで楽しいのですが、だんだん疲れてきました。
途中から、ザックを背負ったままひっくり返って、ザックを背待たれにして
寝転んで双眼鏡で観察するようになってしまいました。
これだと、首に負担がなくて楽でいいです。 寝転んで眺めていると、
なんだかとても気持ちがいいです。
緑のカーテンに包まれて、このまま寝てしまいそう。 ZZZzzz (-。=
探すのは宝探しのようで楽しいのですが、だんだん疲れてきました。
途中から、ザックを背負ったままひっくり返って、ザックを背待たれにして
寝転んで双眼鏡で観察するようになってしまいました。
これだと、首に負担がなくて楽でいいです。 寝転んで眺めていると、
なんだかとても気持ちがいいです。
緑のカーテンに包まれて、このまま寝てしまいそう。 ZZZzzz (-。=
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森の奥深く探してみましたが、目線の近くでは見つけることはできませんでした。
最初に写した画像を、帰ってから良く見てみると葉なども何となく写っていました。
手持ちで写した画像ですが、トリミングしてみます。
最初に写した画像を、帰ってから良く見てみると葉なども何となく写っていました。
手持ちで写した画像ですが、トリミングしてみます。
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花はもう少しだけ開くのでしょうか・・・
かなり距離がありますが、見つけることができたのは幸いでした。
また機会があれば、フガクスズムシソウのように、もう少し近くで見られる株を
探してみようと思います。
私が日帰りで行ける範囲ですが、シュスランの種類は、これで全て見ることができました。
ツリシュスランは房総には自生していないので、今回は富士山で探しましたが、
九州から北海道まで自生している常緑のランですので、もしかしたら
房総の奥深い所に自生しているのでは・・・なんて思ったりもします。
そういえばアケボノシュスランなどは、北信や北関東などの寒い積雪地域でも
自生していますが、房総でもみることができます。
これらの分布の意味することとは何でしょうか?
大昔の気候変動などの影響でしょうか。
それとも、その個体の特徴なのか・・・興味深いところですね。
8月11日
かなり距離がありますが、見つけることができたのは幸いでした。
また機会があれば、フガクスズムシソウのように、もう少し近くで見られる株を
探してみようと思います。
私が日帰りで行ける範囲ですが、シュスランの種類は、これで全て見ることができました。
ツリシュスランは房総には自生していないので、今回は富士山で探しましたが、
九州から北海道まで自生している常緑のランですので、もしかしたら
房総の奥深い所に自生しているのでは・・・なんて思ったりもします。
そういえばアケボノシュスランなどは、北信や北関東などの寒い積雪地域でも
自生していますが、房総でもみることができます。
これらの分布の意味することとは何でしょうか?
大昔の気候変動などの影響でしょうか。
それとも、その個体の特徴なのか・・・興味深いところですね。
8月11日