コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

霧雨の富士山麓

2020-07-16 20:38:32 | 登山


御殿場市、富士宮市の天気予報は曇りでしたが、早朝に246で市内に入ると雨が降り出し
更に標高を上げていくと雨足も強くなり、視界は霧でまっ白・・・・・・・
昨年もそうだったけど、この時期に良い天気は望めませんね、今年は特にこんな天気ばかり
来た以上は何とか歩きたいので、しばらくは車内でゴロ寝 ~ ときどき外を眺めても真っ白・・・・
1時間後、車を叩く雨音が聞こえなくなり、ようやく止んできたようなので雨具はザックにしまい出発します。












雨は上がったようですが、霧か深く視界はこんな感じ・・・・
良くいえば、ヒンヤリして汗をかくこともなく幻想的な森の散策日和ですが
目的の着生ランを探すのには状況は良くなく、見上げても何も見えてきません。
周辺の森はバイケイソウが点々と咲いています。














多くを望んでもしょうがないので、歩くにはヒンヤリして気持ちが良いので
あまりマイナス思考にならないようにと思っていたら、  足元に・・・・・・









これは、・・・・・・ ギボウシランだ

初めて見ました。 こういう所に住んでいるのですね。










周りに何株もいました。

自然と足どりも軽くなります。 (^^

森も良い雰囲気に見えたりして・・・・・・











キヨスミウツボはアチコチで見かけました。
















シロバナイナモリソウの群落に出会う。

















丹沢より西の山域へ行くほど多く出会うような感じの花です。
薄暗い林床で、星のように点々と咲いていました。








大きなサルの腰掛をよ~く眺めていたら、上から蒸気が出ている?
写真には写らないのですが、これは多分蒸気ではなく胞子を出しているのだと思います。




薄暗い草むらに点々と見かけるアヤメのような葉の正体は・・・・・・


















ヒオウギかな?


日当たりの良い草原とか奥久慈の痩せた岩場では見ましたが
こんな薄暗い森の中でも自生しているとは・・・・・・・どんな環境にでも順応できる特徴があるのかな・・・・・

後でよく見てみると、たぶんヒオウギズイセンのようです。



以前にフガクスズムシソウが着生していた樹を見上げてみると・・・・・・咲いていました。










後でもう一度来てみたら、運よく一時霧が引いて
クリアに撮影できました。
















丁度見頃で良かったです。

何気に周りを見ていたら、目に前に一株いました。










小さな葉もあるので、そのうち目線でも何株か咲きそうです。

天気も回復しなさそうな感じですので、今日の探索はここで終了・・・・・・
霧雨が降ったり止んだりの天気でしたが、歩けば何らかの発見もあり良かったです。

こんな日は誰にも会うことがないだろうと思っていたら、一組だけ同じ目的のグループにも会って
少しの間だけでしたが一緒に探し歩くこともできて楽しい一時でした。

梅雨が明けたらまた来てみようと思います。


7月15日







コメント (2)
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