先週と同じく房総散策
今日は沢を中心に歩きました。
早朝、適当な場所から沢に下りた時
上流から3匹のシカが駆け下りてきました。
私と鉢合わせになると、驚いて2匹は急な斜面を駆け上ったが
一匹はズリ落ちた!
よほど驚いたのでしょうね、幸いケガもないらしく2匹の後を追っていきました。
コクランが斜面に点々と
沢歩きですが、水に浸かりそうな所は、あまりなく
気持よく歩くことができる所も多いのですが
上流に行くに従って、深く狭くなると、倒木も多くなり
高巻いたり何とか乗り越えたり・・・・
苔むした法面にスハマソウの葉を見つけました。
見上げると上の方には群生している所もあります。
この花を探しに春の房総を良く歩きました。
こんな群落はもう登山道周辺では見かけることはないでしょうね。
上から落ちてきて、コケの上で育つ実生を多く見ましたが
ここでは、大雨の時に流されてしまいます。
午前中は、かなり広範囲を歩きましたが
シュスランの仲間を見つけることはできず
尾根に登って休憩・・・
今日は暖かく良い天気。
大きな樹の上の方に、何だか実が一杯付いていて
野鳥がついばんでいます。
何の樹かな~
落ちている実を拾って見ると・・・
マメガキ?
リュウキュウマメガキでしょうか、初めて見ました。
それにしても大木です。
オニシバリは、もう咲いていました。
日当たりの良い尾根道、今日は風が強いですが
もう春の暖かさです。
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午後は場所を変えて、枝沢をゆっくり見上げながら
探していきます。
ようやくシュスランを見つけたのは、日が傾きかけた時間でした。
周辺を探すと急な渓谷の斜面に多く自生していました。
下の方の土が少なく急な斜面にも、何とか張り付いています。
やっと植生豊かな渓谷にたどり着いた感じです。
アケボノシュスランも見つかりました。
落ちそうになりながらも、懸命に踏ん張る!
ベニシュスランも一株だけ見つけました。
今まで尾根や山頂周辺でしか見ることがなかったシュスランを
渓谷でも見ることができ良かったです。
尾根と違った雰囲気で、私は渓谷の方が好きですね。
深山の雰囲気が良いです。
ただ花付は、あまり良くないようです。
1月28日
素敵な場所を見つけられましたね。
源流域の雰囲気が伝わってきます。
gomaさんのブログにアップされている渓谷に自生するシュスランが
見たくて探し歩いて見ました。
渓谷には、硫黄の染み出しがあったりして、とても山深い雰囲気で
ますます房総の山の魅力にハマってしまいました。