来る前に NHK田部井淳子さんの「「登山入門」を見ていたのですが、
その中で「行動食」という言葉が気に入りました。
疲れたら休んで、少しカロリーとって、疲れを和らげるということですが、
パリではこの行動食が大活躍
体力の限界を超えて動き廻れたのも、この行動食のおかげ
朝二人の合言葉は「行動食持った?」
日本から持ってきたお煎餅や飴、現地調達のクッキーやチョコなどなど。
ほんの一口の食べ物は体力回復に役に立ちましたよ
さて今日も体力勝負
5日目 パリ市内で登る
今日はDのルーブル美術館、Aの凱旋門、Dの下のセーヌ川の中のシテ島、
夕方はCの少し上のオペラ座界隈、そして夜はEの近くというコース。
朝起きて、ゆっくりとホテルの朝食。
フランスパンとクロワッサン、ミルクたっぷりのカフェオレ(ココアを少し入れる)
ジュース、ジャム、チーズ、バター。
簡素だけど、パンがおいしい!チーズもバターもおいしい!
朝しっかり食べるといい気分
まずはルーブル美術館へ。地下鉄の駅から直通の地下から入る。
広いスペースの入り口中央には あのガラスのピラミッドの下の部分がある。
遠足の子供たちもいる。
ミロのヴィーナス。
何と47、8年ぶりの再会 東京で出会った時は私は小学生だった
年月が過ぎ私は変わっても、ヴィーナスは変わらない・・・・・永遠に変わらない。
そのまなざしで、多くの移りゆく時を見つめてきたことだろう。
少し感傷的な気分になるわ~。
子どもが見たヴィーナスは見上げるような巨大な像のイメージがあったが、
それほどでもなく、親しみやすく身近な感じがした。
隣の写真はシルエットが美しいので撮ってみた。
ルーブルは広大だ。ポイントだけ見て廻ることにした。
それでもお目当てまでたどり着くのは結構大変。
絵画展示の廊下。
世界一有名な絵・・・・・・・モナリザ
モナリザを見る、またはモナリザを撮る人達。
見ている人のほうが少ないような気がする
角度がうまくいけば、「モナリザと一緒」の写真が撮れる。
サモトラケのニケ。船首をイメージした大きな石の上に乗っている。
下の部分は知らなかった。ルーブルで一番見たかった。
コローのオダリスク
ガラスのピラミッドの中
ピラミッド
次は凱旋門の真下に行く。道路の真ん中にあるので地下道を通っていく。
凱旋門に登った。272段の狭い螺旋階段を登る。目が廻りそう~~~
シャンゼリゼ大通を見る(AからCを見るって事ですね)
車道も歩道も広いわ~
凱旋門のまん前で、小さな車がエンストした。
中からおばあちゃんが出てきて、車を押し始めた。少し動いた。
そのうち手伝う人が現れ、パトカーも来て、
無事道路わきに車を持っていくことができた。
交通量の多い所なので皆ヒヤヒヤドキドキしながら見ていた。
こんな入り口から登る。
次はシテ島にあるノートルダム寺院へ。
空へ空へ伸びるとがった建築のゴシック様式の寺院。
周囲の雰囲気。
ノートルダム寺院の、鐘つき堂まで登る。
長蛇の列。3、40分並んだかしら。
なんたって、ノートルダムのせむし男の舞台ですもの、のぼらなっくっちゃね~
ここは400段の螺旋階段。狭く、また階段が一つしかないので登り、下りが
交互となり、時間がかかる。
思慮深い?魔物達。
この辺は人一人しか通れない狭い通路。
獲物を狙う魔物たち。
このほか獲物を食い荒らす魔物などがいて、生態が面白かった。
セーヌ川を見下ろす。
ノートルダムのあと、セーヌ川岸を散策。
道路の下にある川岸よ。アルセーヌルパンが出てきそう・・・・・?
こんな所よ。
川岸から見る 下から目線の景色も格別。
そのあと歩いて、サン・シュルピス教会へ。
ダビンチコードの撮影が行われた教会。
その後デパートボンマルシェにより、お買い物。
この日だけ日本語メニューのあるレストランでフランス料理を予約した。
写真は撮れなかった
隣の席 (50センチぐらいしか離れていない!)の
30代始めのパリジェンヌと、50代後半の知的職業風のおじさま。
パリジェンヌはにこやかに、誘いかけるようにおしゃべりし、
最初はえらそうに話していたおじ様は時間とともに目じりが下がり、
テーブルの上の女性の手を優しく撫で始めた。
赤ちゃんの顔ぐらいある分厚いステーキを食べながら・・・・・
私たちはお料理よりも事の成り行きに興味津々。
「さすがに肉食の国だわ~日本人とやることが違う」 と娘。
ホント、恋愛もオープンで、濃厚なのネ~と、ここで民族の違いを認識した。
帰りはタクシーでホテルに帰った。
タクシーのおじさんが小粋で、車の中でシャンソンを口ずさんでいた。
帰ってから夫にこの事を話すと、「日本で言えば、タクシーの運転手が
北島三郎を口ずさんでいるようなもんだろ?」と言ってました。
ちがうよ~~~~
5日目終了