気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

12月大歌舞伎 & 東京イルミネーションⅡ

2009-12-19 16:27:23 | 芝居

 16日夫と久しぶりに歌舞伎座に行きました。

お芝居は娘と一緒が多く、友人や一人で行くこともありますが、

年、1、2回は夫とも行くようにしています。

でもね~、歌舞伎は危険なのよ。夫はすぐにぐっすり寝てしまうのよ。

でも今回はセーフ

演目は 勘太郎の「操り三番叟」 福助がお光の「野崎村」

勘三郎三津五郎の「身替座禅」 

そして 宮藤官九郎初めての作・演出歌舞伎「大江戸リビングデッド」の4本

最初の3本はよかった。

勘太郎の人形振りは芸へのひたすらな精進を思わせる出来。

福助のお光は思う人のために身を引く切なさが涙を誘う。

お光がいじらしくて歌舞伎で初めて泣いてしまった。

恐妻家におびえる夫の話である身替座禅はいつも楽しい。

 

楽しみにしていた大江戸リビンググッドは・・・・・・・賛否は見る方にお任せしましょう。

生き返ってしまった死人を、染五郎の半助が「派遣屋」を作って働かせる話。

一言で言うなら、騒々しいばかりで舞台が美しくなかったわ

ミュージカルでなく、マイケルジャクソンのスリラーでなく、社会風刺でなく、

娯楽に徹しているわけでなく、半助とお葉(七之助)の純愛ものでなく、

いったいなんでしょう??という感じ。

宮藤官九郎ファンとしては、ちょっと残念。

もっと歌舞伎を勉強してから台本書いて欲しかった。

でも、エーッという感じではあったけれど、見られてよかった

新しいものに嬉々として挑戦する歌舞伎役者たちの底力を感じた。

すごい方たちです!

七之助のお葉さん、素敵!!

 

あと136日しかありません。

もうすぐ取り壊されます。この正面の雰囲気残して欲しい!!

 

3階から撮った内部。 ちょうちんが華やか。

この温かい雰囲気と、幅のある料金設定も残して欲しい!!

 

 

帰りは夜の街を散歩。ミキモトのイルミネーション。

 

ソニービル

 

ソニービルの前の阪急デパート

 

表参道

 

表参道ヒルズの前で。

夫と一日楽しくあそんでしまいました

 

 

 《おまけ》

これは数日前の高校女子の集まりの時の新宿サザンテラス。

いつも賑やかな高島屋横のイルミネーションは不況のためか今年は中止でした。

毎年見ていたので少し寂しいです

 

 

 

 

コメント (10)
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