気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

小さな冒険・大きな刺激 青春18切符の旅

2016-07-26 23:04:51 | 旅行

 

こんなのどかな景色を見たくて・・・・

         

         こんな旧型の電車に乗り・・・・・郡山に行ってきました。・・・・・・青春18切符を使って

 

 もう青春ではないから18切符は使えないと思ってらっしゃる方、いえいえ大丈夫。

自分でまだ青春と思っていれば、誰でも使えます。

ただし、各駅停車のみ乗車可能。 快速は乗れますが、別途費用のかかる急行は乗車不可。

18切符は5枚つづりで11800円。今回夫と二人で2枚使用。 

 

23日土曜日

   6:29 最寄駅出発、 乗り換え2つで大宮着

   7:26 大宮発 JR宇都宮線 宇都宮行

   8:44 宇都宮発 JR宇都宮線 黒磯行

   9:38 黒磯発 JR東北本線 郡山行

   11:35 郡山美術館行きバス 15分乗車

 

ま、ざっとこんな行程。

大きな目的は、郡山美術館で開催中の 吉田博展を見る事。

先日、テレビの日曜日美術館で、この方の展覧会を紹介していました。

この方は海外で非常に有名で、あのダイアナ妃の執務室には、吉田博の版画が2枚飾られていたそうです。

 

 吉田博(明治9年生まれ~昭和24年) は京都で水彩画、上京して洋画(風景画)を学び、

明治32年に画友・中川八郎と渡米、自作を売って資金を稼ぎ、ロンドン・パリをまわり明治34年帰国。

(異国情緒あふれるしっとりとした風景画がアメリカで受け、非常に良く売れたそうです。)

高山を愛し、人の踏み込めない山奥、渓谷などの風景画が数多くある。

40代の大正期に、木版画に軸を移し、繊細で精巧な木版画で成功。

黒田清輝率いる白馬会の勢力に押され、日本では長く埋もれた存在でだったが、今回300点にも及ぶ

大回顧展が開かた。

 

            

駐車場が大混雑。 

バスの運転手さんが、前の方にいるお客さんに 「先週から急にバスが混み始めたけど何かあるのですか?」と聞いていた。

この美術館が混むなんて、初めてらしい。

 

 

入口付近

           

           絵画と一緒

           思わぬ人気で、美術展の案内チラシも、図録も在庫ナシ

           (あとで送ってもらう事にした)

 

版画 の作品

 

剣山の朝                            帆船 朝日

 

 マタホルン山                          ナイアガラの滝

 

 版画の摺りの回数は多いもので90回を超えるそうだ。

繊細で微妙な色彩は、手間と技術のたまものです。

ちなみに来年7月、東京でも見る事ができるそうだ。

 

帰りは宇都宮に寄り、餃子のはしご。

  

駅前の「天満餃子」 中華調味料の八角?が効いている。

            

           駅のコンコースの 「宇味屋」 うまいや 皮がもっちもち。

 

 バス代含み、交通費1人3500円と非常に安かったが、

往復9時間以上。 疲れた~。

面白かったけど、暴挙でした。

あと切符3枚残っています。どんな使い方をしましょうか

 

25日、娘に誘われ、ジブリの大博覧会へ。

             

さすがにこの展覧会は一度断ったが、「ネコバスあるよ」 と言われ、つい出かけてしまった。 好きなんです。

 

 ジブリのあとは、私が誘い、ルノアール展へ。

ルノアールの展覧会より吉田博の展覧会の方が混んでいた。

オルセー美術館とオランジュリー美術館からの出品だったが、両美術館ともゆっくり現地で見ていたはずなのに、

知らない作品が数多くあった。

気に入ったのは 「草原の坂道」 転げるように坂道を降りてくる3人の女性達。

小さく描かれた女性たちなのに、草原にワクワクと胸弾ませて駆け下りてくる様子が楽しげだった。

 

                                 

                久しぶりに着た着物は、徳島県阿波しじら織。

     いま伝統工芸品のしじら織は2軒でしか制作していない。

     ネットで反物を手に入れ、自分で縫った 初おろし

 

 

 

コメント (12)
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相模原の施設、19人死亡

2016-07-26 22:18:24 | その他

 朝テレビで、相模原の施設で15人死亡というニュースを知った。

エッ、何これ? アメリカの銃の乱射でもあるまいし、一人で15人も刺殺?

こんな事がありうるの?

最初何が起こったか良くわからなかった。

夜の新聞とニュースで19人死亡と知った。

 

 障害者を狙った犯行なんて残忍すぎる。

体の不自由な人達であっても、目は見え、耳も聞こえていた方も多かったろう。

逃げる事も出来ず、犯人が刻々と迫ってくる恐怖は想像するだに怖ろしい。

犯人は自首してきたそうだが、殺人を犯した後でも冷静に行動する犯人の精神状態が、別世界の異星人のようで理解不能。

小学校の教師を目指していた事もあるらしいし、この施設でも働いていたそうだ。

人に関わるのが好きだったのかもしれないが、そんな彼がなぜこんな犯行に及んだのか・・・・・

まだわからないことだらけだが、これからの報道を待ちます。

 

 ご本人もご家族もさぞ悔しいだろうと思うと、どんな言葉も白々しく聞こえてしまいます。

                       合掌

 

次のブログの準備をしていたが、このニュースを聞くと、なんだか落ち着かなくなってしまった。

日本にも大量殺人が起こる時代が来たのかと・・・・・・

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