気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

南ドイツローカル線の旅4 ローテンブルクからフュッセンへ

2017-10-02 17:32:11 | 海外旅行

9月13日 5日目

 朝8時、ホテル近くのレーダー門入り口から城壁歩き開始。

       

この塔に登りたかったが、時間が早くてまだ開いてなかった。

 

クリンゲン門まで城壁 半周歩く。街中心に戻り・・・

 

朝9時の、市参議宴会場の仕掛け時計を見るために 広場で休憩。

 

見えますか?

左側、大ジョッキを手にしたヌッシュ市長が、街を守るためにワインを飲み干すという仕掛け時計。

昔占領軍に、大きなジョッキのワインを飲み干せば街を破壊しないと言われ、飲み干している所。

 

        

寒いので、着るものを取りに一度ホテルに帰る。

私はコートの下に薄いダウンを着て、ホカロン貼って、真冬の恰好 

やっと、塔に登ることが出来たわ~~

ローテンブルクは赤い屋根と教会の塔が見える小さな可愛い街。

 

城壁の残り半分を歩き始める。

ローテンブルクは第2次世界大戦で街の4割が破壊されたが、

街の努力で、また世界各地からの寄付により見事に復興した。

寄付した方たちの名前がこの城壁に刻まれている。

手前のプレート「1m」 と書いてあるのは城壁1メートル分補修の寄付をしたのでしょうね。

1m当たり一体いくらでしょう?100万?500万?

最高で6mと書いたプレートがあった。

城壁は約2.5km。ドイツ国民と世界から愛される城壁ですね。

 

 

こんなプレートがあった。日本の企業、個人の名前も数多く見受けられた。

日本人も沢山寄付しているのが気持よい。

ここでは城壁が階段状になっている。

下の半円の場所は野外劇場。

          

コボルツェラー門。

この門を抜け、タウバー渓谷散策。   

羊と目が合った 

 

古い教会の見える、絵画に出てくるような景色。

 

ドッペル橋。 旧市街が見える。

 

 

またコボルツェラー門から旧市街に入り、お定まりの場所で記念写真

 

お土産屋さんも世界各国からの客で賑やか。

世界で最初の1年中オープンしているクリスマスショップ、ケーテ・ヴォールファールト。

入り口は普通だが中に入ると広い事!! 一方通行になっていてなかなか出られない。

    

マルクト広場の、市庁舎の展望台に上がる(白い建物の上部)

 

          

狭くて風が吹き、恐い~~

マルクト広場

 

職人の家

 14世紀ぐらいに建てられた家がなんとそのまま残っている。

おけ職人、染め物師、靴職人、左官屋、陶工、など7世紀にわたり職人たちの仕事場や住まいとして使われてきた。

面白いのは最後に住んだ人が偏屈で、電気も水道も曳かず、昔ながらの生活をしていた。

おかげで、昔の家がそのままに残ってしまった。

         

工具などもしつらえてあり、当時の生活を知ることが出来、面白い。

 

 

何となく入った教会。 シンプルだけれど、大事にされている様子が伺われた。

 

 

ブルク公園から見る景色。

 

栗のイガと栗。 日本の栗と違いますね。

 

夕飯

もう、胃がもたれて、軽いものが食べたい。

パンを買ってホテルで食べようと言ったが、却下された。

「ここまで来たのだから、ホテルでパンは侘しい」 確かにね。

雨の中街に出て見つけたのがイタリアン。

  

クレープのようなものにトマトとチーズをはさんだものと、パスタ。

パスタは肉団子とソーセージが入りチーズたっぷり。ドイツ風のパスタだった。

 

9月14日 6日目

 朝7時30分ホテル発。

 

1時間に1本の電車を待つ。  車内のイスを上げると、自転車を積み込むことが出来る。

          

ジャーマン・レイル・ツインパス。5日分。二人で314ユーロ(約41000円ぐらい)

この切符でチェコのプラハにも行けるらしい。

 

 3回乗り換え、4時間かけてフュッセンに付いた。(ステインナッハ、チューリンゲン、アウグスブルクで乗り換え)

最初の電車が遅れたので乗り継ぎがうまくいくかどうかヒヤヒヤした。乗り遅れると次は1時間後。

荷物用のベルトコンベアーのない駅が大変。 スーツケースを持って走った。

 

12時55分フュッセン着

ホテルに荷物を預け、観光案内所へ。

行きたい教会のバスを聞くと14時5分発がある。けれど最終バスが早いため、現地に40分しかいられないとの事。

「明日にした方が良い」と言われたが、明日は時間が無い。

行きました~

世界遺産・ヴィース教会。 ロココ建築。

野原の中にぽつんと立っており、地味な外観。

内部です。

        

           

土砂降りで寒く陰気な外から内部に入ると、まばゆい空間が広がる。 

息をのむ思い。

なぜ野原の真ん中にこのような教会が出来たのか?

興味ある方はリンク先をどうぞ。

 

 

フュッセン街歩き

ライヒェン通りの街並み。

 

この街は壁画が有名。

 

左・聖マング市教会と 右・聖霊ジュピタール教会。

ただの壁画ではないのです。

実はだまし絵の街。 マング教会の塔の角のレンガ、赤い教会の下の部分はレンガではなくだまし絵。

精巧さに驚き

 

             

ジュピタール教会の天井画。 ここにもだまし絵がたくさんある。(写真ではわかり難いですね)

上部、天井画の枠から天使の足がはみ出している

 

街の喫茶店。ここでお茶を飲もうとしたら、帰りは閉まっていた

 

ホーエス城

外観は普通?

内側から見ると窓だらけ。

 

でも横から見ると・・・・・平面ですね~

なぜこの地でだまし絵が盛んだったのかは、勉強不足のため分かりません。

不思議な街があるものですね。

 

夕飯 

ツム・ヘヒテンにて。

焼きソーセージ、ハンター風シュニッツェル(キノコが載った、ポークソテー)

 

             

 

 

この日だけ15000歩。他の日はすべて20000~25000歩。

さすがに疲れた。

10時半就寝

 

 

 

コメント (8)
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