気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

南ドイツローカル線の旅 6 ミュンヘン、帰国

2017-10-12 14:44:40 | 海外旅行

9月16日 8日目

 オクトーバーフェスト初日です

 

 オクトーバーフェストは世界最大のビール祭り、その盛り上がりは大変なものらしい。

ミュンヘンと言えばビール、ビールと言えばミュンヘン・・・と言われるそうで、

ミュンヘン周辺にはドイツで最も多くのビール醸造所が集まっている。

ドイツ最古のビール醸造所はミュンヘン近郊にあり、世界最大のビアホールもミュンヘンにある。

このお祭りが生で見られるなんて・・・・期待度100パーセント

最初の予定では15日に帰国する予定だったが、オクトーバーフェストと聞き、一日延期した。

 

 前日夜、娘と16日の行動予定を話し合った時に大きな食い違い発見

娘は「どうせ混んでるし、オクトーバーフェストの会場は行かなくていいよね?」と言う。

ミュンヘンで行きたい所がたくさんあるらしい。

いえいえとんでもない、私の目的はオクトーバーフェスト最優先!!

私達の旅は 行きたい所に行き、食べたいものは食べるという「後悔のない旅」がモットー。

話し合わなくちゃ。

結論は、お互いの行きたい所に全部行く・・・短縮コースで。

 

 美術館は見たい絵をピックアップし1時間半、

レジデンス(バイエルン王家の本宮殿)は2~3時間かかるところを、短時間コースというのを見つけ1時間半。

娘のお楽しみTrippenの靴店は、中心から少し遠いが、あれこれ迷わず、最初にピンときたものを買う。

朝の食事は可愛いお店でゆったりと。

有名教会をまわり、オクトーバーフェストのパレードを見て、会場に行く。

薬局に行き、お土産とコスメを買う。

さあ大変

今までの旅のうち、一番忙しい一日となったが、充実の一日だった。

 

朝の散策

 朝8時、エレベーターでロビーに降りると静かな昨日と一変、男性は吊り半ズボンに千鳥格子のシャツ、

女性は襟の大きくあいたフリルブラウスにスカート、エプロン姿が溢れている。

オクトーバーフェスト参加に意欲満々、さ~飲むぞ~という活気に満ち満ちている。

オクトーバーフェストには見物に来るのではなく、皆さん参加しに来るのね。

ビールを飲みに大挙してミュンヘンまで押し寄せてくる。

道理でホテルが取れないはず。やっと取れた部屋はデラックスルームだった。

でも朝食付きではなかったので街へ。

中世にできたカールス門、この先が歩行者天国の賑やかな通り。

この日は昨日と打って変わって土砂降りの雨

 

マリエン広場、新市庁舎の前にある喫茶店リヒャルトで朝食。

 

            

豪華でお洒落でしょ。でもパンは2つぐらいしか食べられなかったわ~。

 

 

ミュンヘン最古のペーター教会→        フラウエン教会(工事中で塔に登れず)

 

→ミヒャエル教会 

地下にはノイシュバンシュタイン城を建てたルードヴィヒ2世の棺が置かれている。

一番目立つ場所に置かれていた。棺の前に花束が絶えることがないそうだ。

 

街を散策していると、パレード出発前の馬車に出会った。

 

お嬢さんもおば様も、皆、民族衣装。 寒いので皆上着を着ているのが残念!

パレードの集合場所に、シュッパーツ

おじさん達かっこいい

お馬さんの衣装も立派ですね。

 

私達もパレードの馬車を近くで見ることが出来て、大興奮、写真撮りまくりました。

この後寒いので、厚着をするため一度ホテルに戻り、いよいよパレード見物。

初日は各ビール工房ごとのパレード

この後は写真をご覧ください。

先頭には工房の旗。

社長さんかな?

 

 

とてもにこやかに手を振ってくれた 目が合っちゃった

 

 

 

オクトーバーフェスト会場に向かう人達もこんな服装。        

会場入り口には警官が横一列になり、テロ対策。入場者をチェックしていた。 

ビール工房のテント。

大阪の「かに道楽」並みの動く看板も多数。

 

予約が無いとテントの中には入れないと聞いていたが、午前中なので何とか入れた。

中央には楽団。

ビール飲みたいな。

でも午前中なので飲めない、見物のみ。(すぐに酔っぱらうので、昼間は絶対に飲むなと娘に言われてます)

またゆっくり夜来ましょう。

          

会場の横には移動遊園地。移動遊園地と言っても大掛かりで大々的。

 

私はホテルに帰り、30分ほどお昼寝。 さすがに疲れた~。

娘は薬局でお買い物。

 

レジデンツ

バイエルン王家であるヴィッテルバッハ家の本宮殿。

1385年に建築が始まり、ルネッサンス、バロック、ロココなどの様式が入り混じっている。

目がくらむばかりの装飾と宝物に、目が点になりそう。

 

アルテ・ピナコテーク 

        

王家が収集した名画が見られる。 ヨーロッパを代表する美術館の一つ。

収蔵品の充実度が半端ではない。

 

ムリリョ、十数点見ることが出来た。

この作者の絵は 底辺にいても明るさと楽しみを失わず生きる人達の逞しさを描いていて、とても好き。

人っていいなぁと思わせるが、現実の厳しさも画面からにじみ出る。

 

              

ベラスケスはこれ1点のみ所蔵。

監視員のおじさんがこの絵が好きらしく、照明が良くないからこの絵が暗く見えてしまうと私達に話しかけてきた。 

 

 

ラファエロ                   ダビンチ

 

たたぶんこれ全部ルーベンス。

 

レンブラントも多数。

 

 

デューラー「4人の使徒」            ピーター・ブリューゲル「怠け者の天国」

もっとゆっくりしたかったけれど、ここで名画ともお別れ。

 

オクトーバーフェスト会場へ

さ~飲みましょう~と思ったら、どの会場も大行列で入れなかった。

外でビールをと思ったけれど、テントの中以外ではビールを売っていない。 残念!!

オクトーバーフェストでビールが飲めなかった!!

        

おつまみを買い、

        

ホテルで乾杯

 

9月17日 9日目

 昼頃帰国予定。

最後の散策です。

駅にもオクトーバーフェストの宣伝が

これは2日目のパレードの観客席(各地方の民族衣装のパレード)

空港に向かうバスの中から、

パレードに参加する人達が集合場所に向かっているのが見えた。

ミュンヘンは今日もお祭り騒ぎ。

 

9月18日 10日目 成田着

 

南ドイツの旅報告を見てくださってありがとうございます。

観光地しか行きませんでしたが、自分達で行き先と行く方法を決める旅は、新鮮さに満ちていました。

次、何があるかわからない・・・・私には何もかもが冒険でした。

 

今回の旅でドイツのファンになりました。何回も行きたい!!

歴史が複雑で入り組んでいる分見どころが多い、古い建物の修復保存が行き届いている、

美しい景色、そして何より美味しい!!

またこんな旅ができたらと思っています。

ネットを使いこなす娘に感謝!

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (14)
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