気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

イベント満載の旅  京都・大阪・近江八幡  その1

2024-04-19 14:29:51 | 旅行
 夫が万博公園にある歴史民族博物館に行くと言い出したのが
今回の旅の始まり。

 一人で行くものと思っていたけれど、やたらと魅力的な企画を追加し、
私を誘ってくる。
「都をどりも行けるし、ずっと行きたがっていた並河靖之もやっと開館したよ」
(冬季は休業、そして改修のためずっと閉館していた)

 2月に京都に行ったばかりだし、そんなに旅行ばかりして贅沢な!!
と自制心が働いたが、 何が起こるかわからない高齢者ゆえ、
2人で行動できる今のうちが華、とすっかり乗り気になってしまった。

 4泊5日、4月12日から16日の旅。 

 凄いのですよ~今回の企画。

 前回の京都旅行の企画は基本私担当だったので、夫は余力があるのか、
今回の企画を頑張る事、頑張る事!!
行程表も立派なのが渡された。

イベント中心です。
① 並河靖之七宝美術館
② 京セラ美術館 村上隆展 
③ 都をどり
④ 近江八幡日牟禮八幡宮例祭 火祭り
⑤ 佐川美術館 ぽ〇〇〇工芸展

 寺社見物一切なし。 最も今の京都はオーバーツーリズムで外人ばかり。
静かに京都の美を堪能する気分にはなれない。
でもこの工程で大丈夫なのかしら?
盛り沢山過ぎないかと多少不安はあった。

4月12日 1日目

 11時半ごろ京都着。「つくもうどん」でサラッと卵とじうどんを食べ、
四条のibsホテルへ。
ibsホテルは世界的なホテルチェーンだが価格もお手頃。
なので外国の宿泊客が多く、従業員も多国籍で、何処出身だかわからない方ばかりで、様々な言語が聞こえる。
これが今の外人さん中心の京都の実情。

 荷物を預け、
四条大橋を渡り、バスに乗り東山三条へ

路地に行列の店発見!
祇園饅頭と言う創業文政2年(1819年)の古い和菓子屋の工場。
店は南座の西隣にあるそうだ。モチロン即買。
桜餅、しんこ、草餅、もっと買いたいけれど食べられない。
京都の行列のできる和菓子屋は絶対に美味しいので外せない。

白川沿いには名残の桜♪

並河靖之七宝記念館
 明治から大正にかけて活躍した並河靖之の記念館。(並河靖之の元工房兼自宅)
建築と庭園も有名。
作品は残念ながら写せなかった。(下線のサイトをご覧ください)






通り庭(台所)
通り庭(台所)

玄関


庭園は 七代目小川治兵衛作・・・小さいながらも凝った作庭。
小川は山県有朋の京都別邸・無鄰菴の作庭で有名。
近代日本の庭園を形作った人と言われている。







この地から発掘された桃山時代の瓦も埋め込まれている。


白川沿いに歩き、平安神宮の鳥居が見えた。



桜堤で休憩。

先ほど買った和菓子を頂く。程よい甘さ。ホント京都の和菓子は美味しい!

京セラ美術館へ

村上隆もののけ京都展 (下線をクリックで公式サイトへ)
ポップカルチァーとアートの融合を目指す村上隆の8年ぶりの大規模展覧会。
 前回京都に来ていた2月3日から始まったが、
美術館前は長蛇の列でとても入れなかった。

入口に構える仁王像一対





足元からはフンギャーと言う鬼の悲鳴が聞こえてきそう。


東日本大震災をきっかけにして、自然災害、疫病、戦争などの災厄から人々を守って欲しいという祈りが込められ作られたそうだ。
この迫力なら鬼も退散しそうですね。




作品をどうぞ



洛中洛外図


風神・雷神図


気の抜けた、やる気無さそうな風神様と、やたらと張り切っている雷神様。
可笑しい♪

龍神図







京都の舞妓さん アニメ風・・・・等身大なのでとても可愛く感じる。


お花の親子像の前で。

 その他沢山の古典をモチーフとした作品や、オリジナルの立体作品が沢山。
色彩の洪水と造形の斬新さでテンションが上がりまくり、興奮状態の展覧会でした。
楽しかった♪

 帰りは白川道、知恩院前を通り

円山公園を抜け


祇園からバスで四条西洞院のホテルへ

1日目終了。

コメント (4)
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