気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

イベント満載の旅 その3 民族学博物館・近江八幡火祭り

2024-04-25 18:19:45 | 展覧会
 旅の感動が薄れそうで、だらだら書いているとダメですね。
あと3回、サクサクと行きます!!

4月14日 3日目

阪急烏丸駅から南茨木へ。モノレールに乗って・・・
ここに来ました!!万博公園。
青空にスックと建つ太陽の塔。いいですね~♪

園内では色々イベントが行われていましたが、ここへ直行!
国立民族学博物館。夫の趣味のお付き合い。

以前行ったキヤノンギャラリーの展示と関連してますね。(クリックで過去記事へ)
日本の祭りには仮面を使用したものが数多くある。

基本写真不可。唯一撮れたのがコチラ。


1階にあるスーベニアショップはアフリカや南アメリカなどのマイナーな国の
衣服やグッズが売られていて、見るだけで楽しい。

 館内で、休憩と食事。午後からはコチラ。

前回の「京都節分の旅」の時に壬生寺の壬生狂言を見たが、
偶然立ち寄った千本えんま堂でも狂言が行われている。(クリックで過去記事へ)

 京都の三大念仏狂言は壬生寺、清凉寺(嵯峨釈迦堂)そして引接寺(千本えんまどう)。
念仏狂言は平安時代末期より面をつけた形式で上演され、仏教などに関する内容を面白おかしく平易に上演する。
 千本えんま堂の狂言は唯一セリフのある狂言。

 壬生狂言はひたすら踊っていたが、えんま堂狂言はセリフがあるのでお芝居のようだった。
仏の教えと言うより、民衆を楽しませるのが目的に変化したらしい。
他愛のない話だったが、場が和み笑い声が絶えなかった。

 最後の会長さんの挨拶で、会員は現在30名、子供の時から会員の若者も少しいるけれど、新入会員が無く、伝統芸能の後継者不足が深刻と嘆いておられた。

 「日本の仮面・・芸能と祭り」展の連動企画であり、
4月14日に1回だけ国立民族学博物館で出張公演が行われるのを夫が見つけた。
ホント良くこんな珍しいイベントを見つけたと感心してしまう。


 万博公園から近江八幡へ6時半ごろ到着。
駅近くのホテルに荷物を預け、火祭りの行われる日牟礼八幡宮へ行く。
でも、バスは1時間に1本、それも臨時バス停から歩く。

街燈もなく暗い道路をとぼとぼ歩いていると、急に前方で花火が上がった!!


近江八幡日牟礼神社(ひむれじんじゃ)の火祭り。
火をつけながら振り回す「振り松明」ひきずりながら火をつける「ひきずり松明」など様々な火を奉納する。

 最後は10メートルはありそうなヨシと菜種がらで出来た松明に次々火がつけられていく。
この火が豪快で、大胆で、煙で蒸し焼きになりそうになる。
風の方向により逃げまどったり、目や鼻が苦しくなったりで大変だった。
次の日まで目が痛かった。

 火のそばにある「和菓子の・たねや」では数人の男性達がホースで建物に水をかけていた。
 油断すると火事になりそう。




けむりの中から大太鼓が登場。

 帰りはバスが無く(8時ごろが終バス)ホテルまで50分歩いて帰った。

 疲れのため、歩いても歩いてもホテルにたどり着けなかった。
心なしか、上弦の三日月が行きよりも細くなっている気がした。
夫が空を見上げて「もう何日歩いているのだろうか?」と嘆いていた(笑)

3日目終了







コメント (8)
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