9月17日 バルセロナ4日目 モンセラートへ
モンセラートは標高1235mの奇岩に抱かれたキリスト教の聖地。
願いを叶えてくれるという黒いマリアが祀られている。
ガウディも訪れ、建築のインスピレーションを得たそうだ。
岩山の凄まじい景色の中に建つ教会堂。
そして息をのむような絶景、飲み込まれそうに深い谷、谷の向こうに見える建物、何もかもが初めて見る景色で、聖地と呼ぶにふさわしい山だった。
地下鉄リセウ駅からスペイン広場へ。カタロニア鉄道に乗り換え、アエリ・モンセラット駅へ。片道2時間の旅。
ゴンドラ乗り場
岩山の上に教会堂が見える。が、アッという間に雲が・・・
9時30分始発のケーブルカーを列の先頭で待つ。
最初に試運転のゴンドラが見えた。 多角形の黄色!!おもちゃみたい。素敵!!
細かい説明は無し!!
写真でモンセラートの素晴らしさを実感してね。
ゴンドラを降りると深い谷が見える。
教会堂へ
教会堂前庭
歩いて30分ほどの展望台に向かう。
眼下はゾッとするような崖
さらに上のサン・ジュアン展望台まで50分ほど歩いた。
この途中が絶景に次ぐ絶景。この世にこんな景色があるのかと驚きの連続!!
あら、ペットボトルが。
サンジュアンの祈禱所
ランチ休憩。
昨日市場で買った、タコと鶏肉とレタスのサンドイッチとジュース。
美味しい♪
ケーブルカーで下り教会堂の中へ
聖歌隊の歌を聴きにいく。
山の上が気持ちよくてついのんびりしてしまったので遅刻。
入り口の係員の方から「今なら間に合う」とせかされ走った。
前方に聖歌隊。透き通った声。でも走ったのでハアハア。
ゆったりと聞く余裕なし。(15分)
駅のポスター こんな感じ。
その後は黒いマリアを見るために並ぶ。(聖歌隊も黒いマリアも事前予約が必要)
装飾が素晴らしい教会。
モンセラート美術館…ダリやピカソ、ミロ、グレコなどがある。
信者たちの寄付で集まった美術品を展示しているので一貫性がない…と何かに書いてあった。確かに!
ダリの絵
帰りはゴンドラではなく登山電車で帰った。
バルセロナに戻り夜はゴシック地区の散策。
情緒ある路地
老舗のチョコレート屋さん
チョコレートにチュロスをつけるのが気に入ってしまった。
マドリッドで食べたチュロスもここのも油っぽくなくておいしい。
サッカーチーム「バルセロナ」のユニフォームを着た日本の女の子二人が
店員さんたちに無茶苦茶モテていた。
レジでは二人を取り囲んで色々話しかけていた。自分たちの仕事も忘れてね。
カタルーニア音楽堂
ドームのステンドグラスが素晴らしく、また見たかったが時間なし!
クワトロ・ガッツ(4匹の猫)
若き日のピカソも通ったという。1981年内装を復元し再オープンした。
ミントティーをいただく。19世紀末の雰囲気を味わう。
店内には当時の写真やスケッチなどが飾られている。
9月18日 バルセロナ5日目 帰国
朝食はカタリーナ市場のカフェで。
毎週木曜日、カテドラル前でアンティーク市が開かれるはず。
なのに10時になっても開かれる様子がない。
色々調べたけれどわからず、結局開かれそうな場所が工事中なので中止なのでは?という結論になった。
アンティーク市好きなので残念!!でもそんなこともあるでしょう。
他に何もアクシデントがなかったのを感謝しなければ。
華やかなランブラス通りにお別れです。
空港バスに乗り、16時25分バルセロナを出発
9月19日19時(日本時間)ごろ成田着。
10泊11日の旅が終わりました。
あ~~楽しかった♪
これでヨーロッパ旅行は最後と思っていたけれど、健康面でも大丈夫と分かり、また行きたくなってしまった。
後日娘に「私一緒にいて面倒じゃなかった?」と聞いたら
「まぁ大丈夫だった」とのこと。
シメシメです。
費用もかかるしすぐには行けないけれど、あと1回は行きたい。
できればバルセロナに!!
今回はコロナ下で完成した「聖母マリアの塔」を見るのが楽しみでした。
コロナで入場料が途絶え、資金難と人手不足で工事を中断せざるを得なくなった中でのマリアの塔の完成、テレビで先端の星に灯がともる瞬間を見つめる人々の興奮が感動的でした。
前回はバルセロナの近郊、フィゲラスのダリ美術館にいきました。
今回も電車に乗って近郊に行きたいと思いモンセラートを見つけました。
全く知らなかったのですが、驚異的な立地にびっくり!!よい思い出になりました。
イタリアよりスペインが好きとおっしゃるnaoさん、同感です。また行きたいです♪
すっかりご無沙汰してしまい申し訳ございません。
遡ってゆっくり拝見させていただきました。
私がご近所仲間と4人でスペイン旅行に行ったのは1999年、今から25年前で「サクラダファミリア」の塔も4本でした。ずいぶん増えましたね。
私達はツァーだったので、バルセロナは行きましたが、黒いマリア像で有名なモンセラートへは行っていません。
スペインの2年前に同じメンバーでイタリアに行きましたが、私は郷愁が感じられるスペインの方が好みです。
娘さんとの自由な旅がとにかく羨ましいです。それにはまずは元気な足腰と好奇心ですね。
銀河さんはまだまだ大丈夫!、三回目もきっと行けますよ。
今回は長くなってしまいだんだんと旅行を忘れかけ、気力も萎えそうになってました。
同じところに行くと、一度行ったところにまた行きたいし、好きなレストランやお菓子、パンの店にも寄りたくなります。
特にスペインの場合は優しく、気持ちに余裕のある人が多い。
私2度も電車で席を譲られました。よっぽど疲れているようにみえたのかなぁ。遠くの席から手招きされたりしました。
あとアジア人でも偏見はあまり感じない。居心地のいい国です。
これでヨーロッパは終わりと思いましたが、また行きたくなってます。その時はまたブログ読んでくださいね。
私の友人で毎年夏休み(ご主人の)の時 スペインに行かれれいたのですが 同じところに行って!!ってよく思っていましたが友人のほれ込みようを銀河さんの旅行記から納得しました(笑)
見たことのないような街や建物や美感覚の違ったスペイン文化 全て素晴らしいですね。
また是非 どこかへお出かけになって私の知らない国の魅力発信をお願いします♪
確かに楽しい旅行だったからこそ、
ちゃんとブログに残しておこうという気になったのでしょうね。
このブログでスペインの魅力と楽しさを知っていただければ嬉しいです。
ラッシーママさんは海外は無理と言われますが、
日本の旅行で私の全く知らない魅力的な場所を見つけるのがお上手。
そして夢中のなれる趣味も沢山お持ちです。
お互いに夢中になれることを追求し、豊かな人生これからも送りましょうね。
珍しく、とても面白いのでまた訪問させてくださいね。
スペインは本当に楽しいです。
旅行客が多いせいかアジア人に対する偏見も感じず、
居心地の良い国です。
「読んでいて楽しくなる」ありがとうございます。
嬉しいです。極力説明は省き写真ばかりです。
お天気に恵まれ最高の旅でした。
モンセラートに行くか迷いました。
でも行ってよかったです。
日本でいえば宗教と一体化した山、高野山や高尾山といったところでしょうか?
でも壮大なスケール感と迫力が違う。
日本は自然の中に霊力と神秘を感じ、一体感を重んじる。
モンセラートではどんな厳しい自然でも克服、征服し、人間の力を誇示する。
圧倒的パワーを感じます。
このブログでtonaさんの思い出がよみがえっったそうで、何だか嬉しいです。
私は歩くのが苦手なので、とても海外は無理、銀河さんの写真だけでも充分スペインの素晴らしさが伝わってきましたよ。
又、バルセロナに行きたいと思ったのですから、どれだけ銀河さんが楽しめれたかが分かります。
自分でも長いな~と思いつつ、でも自分の楽しい思い出の記録なので最後まで書かなきゃという思いでやっと書きました。
これからどんな老後が待ち受けているか、いやどんな世界が待ち受けているかわからない昨今、楽しい思い出が自分を支えてくれると思っています。
いつまで旅行できるかわからないけど
旅は私の活力源です。
気に入ったところへは何も足を運ぶという
自由な個人旅の良さを存分に味わさせてもらいました。
楽しかったという様子がここかしこにあふれて
読んでいてこちらまで楽しくなるような旅日記でした
また行きたい!その思いが元気のもとですね
まだまだ大丈夫ですよ~~
黒いマリア様を思い出します。
私が行った頃はまだデジカメももちろんスマホもない時代でほとんど写真もどこかに失せてしまって、今更ながらこんなだったのだと、新たに行ったような気持になりました。
大好きなスペインの新しい思い出がたくさんできて本当に良かったですね。
盛りだくさんの私の知らないスペインを紹介してくださってありがとうございます。
一気に読むには内容が豊富すぎて・・・。 これからも時々振り返りながら読ませていただきますね。
長い旅行記お疲れ様でした。