桜狩り 奇特や 一日に 五里六里 松尾芭蕉
吉野山山中で、板っ切れに書いて木にくくりつけてありました。
日本人て句や短歌やちょっとした箴言を書いて張り出すのが
好きなんですね。 最近気が付きました。
ということで4月11日から13日までの
2泊3日のささやかな旅行記です


吉野はなかなか行く機会がなくて初めて!
一日目 昼ごろの新幹線に乗る。

京都国立博物館。
正面向かって右側、見えるかなぁ~。
バリアフリーのスロープができてます。
違和感なくおしゃれ


河鍋暁斎の大規模展覧会。
行って良かった

ここで一足先に出かけていた、息子と合流。
息子は朝からここで遊んでいた。

夕食は花見小路で。
これが前菜。細やかな味でおいしかった。
このあと、焼き魚、てんぷら、吸い物、じゃこご、デザートなど
大満足。
でも食事の写真は苦手

二日目 吉野山へ
下千本、中千本、奥千本といわれ、それぞれはいか時期が違う。
このときは中千本が満開。





中千本の桜。
一番下は吉野水分神社。
このあたりで皆一休み


奥千本の金峰神社。
このあたりになると人も少なくなる。
さすがにつかれた~~


でもまだこんな道をゆく。
ここは序の口。
このあとアップダウンの厳しい坂道が・・・

やっと一番奥へ。
西行が修行した西行庵がある。

このあたりの桜はまだまだ蕾が固い。

下りる途中。
一目千本という絶景。

竹林院というお寺。
庭園が有名。

吉水神社。
はるか昔、戦いに敗れた義経が静御前と別れたところ。
静御前の衣装や、弁慶の武器が合った。
吉野山全体に明治の頃の廃仏毀釈運動の爪あとを見る思いがした。
寺が神社と体裁をかえて生き残ったり、廃寺も多くあったようだ。
けれど、神聖な山としての、壮厳さを失わず、
一種独特の雰囲気が今でもある。
桜の季節に行くことができ、ラッキーでした

この項続く