この季節には今まであまり園林へ足を運ぶこともなかったのですが、
先日の拙政園に続いて留園にも行ってみました。
留園は中国四大名園のひとつです。
蘇州には4つのうちの2つの庭園、拙政園と留園があります。
他の2つは北京の頤和園と承徳の避暑山荘です。
留園で有名なものと言えば、峰に見立てた大きな太湖石や奇石の数々。
冠雲峰は高さが6.5mもあります。
こちらも季節ごとに少し違った景色が見ることができます。
今の季節はまだ蓮の花には早く、水連の花も多くありません。
でも庭園中心部にある池には周囲の緑の木々や建物が映り込んで夏を感じさせます。
総面積は3万平方メートルほどあるそうで蘇州では2番目の広さです(1位は拙政園)。
広い庭園の中で人が多く集まるのは池の周りと冠雲峰ぐらいなので、
他の場所では静かにのんびりすることもできるのがお気に入りです。
池の東側は、建物や回廊から見る中庭の景色と、漏窓を通して見る緑なども楽しめます。
今は新型コロナの影響で観光客は少ないですが、
普段ならチャイナドレスを着て写真を撮る女性の姿も多いです。
緑が多いのは西側と北側の庭園。
木陰も多いのでここに入ると真夏でもちょっと涼しく感じることができます。
留園でもいくつか果樹を見つけました。
どれも数は少ないですが、西側には大きな枇杷の木があります。
北側の盆栽園には葡萄棚。
まだまだ小さくて青い実があちらこちらにぶら下がっています。
桃の木も実を付けています。
中国でも物価はずいぶん上がって、食料品の値段は日本のスーパーあまり差がなくなってきましたが、
果物の値段だけは一部の輸入品を除いて圧倒的に安いです。
今年の蘇州は例年に比べると暑くなるのが遅かったです。
雨の日が増えてきたのでもう梅雨入りかと思うのですが、天気予報もコロコロ変わってます。
6月3日から5日は端午節の3連休でした。
連休最後の5日だけは纏まった雨が降りましたが、それ以外はまずまずのお出かけ日和だったかと。
残念ながらまだ遠くへ旅行に出かけられるような雰囲気でもなく、ずっと蘇州にいました。
そろそろ、遠くへお出かけしたいです。。
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)
随分前になりますが
今回紹介されている留園に行きました!!
記事にある壁に丸い穴が開けられているところで
写真を撮ったのを思い出して懐かしんでおります
チャイナドレスを着た人が確かに
たくさんいたような記憶がありますね(^o^)
日本では
旅行しても良い雰囲気になってきていますが
今後の感染者数がどうなるのか心配です…
また増えてきて行動制限という
繰り返しにはなって欲しくないですね。。
留園に行かれたことがあるのですね。
私は拙政園よりも留園の方が好きです(笑)
あの穴の向こうに盆栽園や葡萄棚があります。
中国でも日本と同じように旅行してもよい雰囲気になっています。(上海と北京以外は)
でも団体旅行はまだ再開されていないようで、
蘇州の園林でも観光客はいつもの1/4ぐらいでしょうか。
おかげで今は世界遺産をのんびり散策できています。
でも。。早く元通りにどこでも自由に行き来できるようになってほしいです。