蘇州もすっかり冬の寒さになりました。
先週、まだ紅葉が残っているかもと思って怡園に行ってきました。
さすがに寒くなってくると蘇州園林を訪れる人も徐々に減ってきます。
この時は日中の日差しが強く、日向に出ると暖かく感じました。
怡園の庭園の奥(西側)には大きな銀杏の木があります。
もうほとんど葉は落ちているのかと思っていましたがまだたくさん残っていました。
同じく奥側にある画舫斋の紅葉は写真映えするのですが、まだ赤くなっていませんでした。
さすがに今週はもう赤くなっているのだろうと思います。
日があまり当たらない場所なので遅いのでしょうか。
私の知っている範囲では今までで最も遅いです。
池を挟んだ向かいにある築山の螺髻亭の方向から、銀杏や画舫斋の紅葉を見るときれいです。
ただし、西日が差す午後は私のスマホ(腕?)ではきれいな写真を撮るのは難しい。。
南雪亭の前にある紅葉はしっかりと赤くなっていました。
怡園は清代の個人邸宅で、拙政園や獅子林などの有名な園林を参考にして造られています。
なので、小さな(といっても広い立派な)庭園には見どころが詰まっています。
名前の由来は論語の兄弟怡怡なのだそうです。
怡は、楽しむ、喜ぶの意味があります。
すっかり寒くなって冬至も過ぎましたが、
今週末の怡園はまだ黄色と赤色が楽しめるのではと思います。
冬至の日は、中国の華北や東北地方では餃子、
蘇州がある江南地方ではお米の粉で作った丸い団子、湯圓を食べます。
今週はクリスマスで来週はもう新年。。
中国は1月1日しか休みがないのもあって年の瀬感はありません。