小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

神様の贈り物

2014-05-28 10:26:45 | 日記

       神様の贈り物            NO.425

「忘却とは忘れ去ることなり」と言いますが、忘れる事って決して良くないことばかりでもありません。

赤瀬川源平だったでしょうか、イヤなことでもすぐに忘れてしまえる老人には、優れた「老人力」があるなどと言ってました。

ところが、かつて認知症のなんたるかを知らなかった笑福亭學光さんが、「認知症ってなんでもすっかり忘れてしまえる」「認知症ってイヤなことを忘れさせてくれる神様からの贈り物」と言ったところ、関係者から厳しいおしかりを受けたとか、認知症になった経験のない人は、認知症の人の苦しみが解らない、認知症の人は常に何かにおびえ不安がいっぱいで身の危険を感じているんだということを聞いて初めて、知らなかった不明を詫びて、自分のお笑いを福祉に活かせないかということを考えて、お笑い福祉士構想を立ち上げ、福祉に貢献する活動に踏み入ったと言ってました。

プロの芸能人が日常的には無償のボランテイア活動を続けることは並大抵のことではありません。

敬服します。

 

 

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神様の贈り物

2014-05-28 10:26:45 | 日記

       神様の贈り物            NO.425

「忘却とは忘れ去ることなり」と言いますが、忘れる事って決して良くないことばかりでもありません。

赤瀬川源平だったでしょうか、イヤなことでもすぐに忘れてしまえる老人には、優れた「老人力」があるなどと言ってました。

ところが、かつて認知症のなんたるかを知らなかった笑福亭學光さんが、「認知症ってなんでもすっかり忘れてしまえる」「認知症ってイヤなことを忘れさせてくれる神様からの贈り物」と言ったところ、関係者から厳しいおしかりを受けたとか、認知症になった経験のない人は、認知症の人の苦しみが解らない、認知症の人は常に何かにおびえ不安がいっぱいで身の危険を感じているんだということを聞いて初めて、知らなかった不明を詫びて、自分のお笑いを福祉に活かせないかということを考えて、お笑い福祉士構想を立ち上げ、福祉に貢献する活動に踏み入ったと言ってました。

プロの芸能人が日常的には無償のボランテイア活動を続けることは並大抵のことではありません。

敬服します。

 

 

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お笑い福祉士

2014-05-27 08:11:36 | 日記

       お 笑 い 福 祉 士             NO.424

「福祉にお笑いを」・・・というテーマで落語家の笑福亭學光さんが、お笑い福祉士講座を開いています。

現在400名ほどの「お笑い福祉士」が誕生し、お笑いを通じて福祉の分野で活躍しています。

先日このセミナーが大阪で開催されまして、参加して来ました。

笑いをテーマにして、落語・寸劇・腹話術・マジックなどがあり、その後大学の先生・妻が精神障がいを持っている人・養護老人ホームの責任者・認知症患者の介護に携わっている人などの実体験についての報告があり、有意義なセミナーでした。

厳しい介護活動の支えは、いつどんな時にでも決して笑いを忘れない心のゆとり大切のことでした。

落語ってあんまり興味はありませんでしたが、さすがはプロ、他愛のないバカ話でも、腹を抱えて笑うほど笑わせる技量は驚異的でした。

ボランテイア活動のマネ事みたいなことをやっている私にとっても、大変勉強になるセミナーでした。

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健ちゃん

2014-05-26 12:38:34 | 日記

       健 ち ゃ ん            NO.423

八百屋さんも・肉屋さんも・荒物屋さんも・街の小さな食堂も・本屋さんもみんななくなって、スーパーや量販店になってしまいましたが、寿司屋さんも例外ではありません。

津の江1丁目の「すし義」さんも・2丁目の「賀茂川」さんも・京都ホテル横の「菊すし」さんもなくなって、味気のない宅配すし店に占領されたり、値段は安いが味の方はさっぱりの「もどき魚」使用の回転ブラック(暗闇)寿司になったりの中、川西1丁目のそう西国街道の芥川橋を西に200m程のところに、客席8つほどの小さなすし店「健ちゃん」があります。

価格は回転すしとさほど変わりませんが、ネタにはインチキがありません。

こういうところで、気の合った友や細君と旨い寿司をつまみ、旨い酒を酌み交わすのは、ちょっとしたぜいたく・まさに充実という気がします。

年中無休というのは、働き過ぎでちょっと気になりますが、本人は本当に寿司屋が好きだとう姿勢でやってるところがいい。

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傘張り

2014-05-25 08:19:53 | 日記

       傘   張   り             NO.422

江戸時代も末期になると武士は必要なくなり、多くが浪人になって、糊口を得るために、まじめなひとは傘張り職人になったり、そういうことができない人は一攫千金を狙って狼藉を働き、世の嫌われ者になったりしました。世の中の仕事がなくなる・・・それは封建制度が終焉する一つの顕著な現象でした。今日の資本主義というシステムは、世界史的には約500年続いたと言われますが、民の仕事がなくなるという現象は、封建制という一つの社会の形態が終焉した時と同じような社会現象を起こしているのではないかと思います。日本では、ブラック企業が若者の血をすするような過酷な条件で酷使して肥満化していますが、一方では少子化が進んで労働力が不足するという時代に入りつつあるように思えます。そして、世界的規模で見るとヨーロッパでは25歳以下の若者の4人に一人に仕事がなく、過酷な低賃金で働いていますし、アイルランド・イタリアでは3人に一人、ギリシャ・スペインでは失業率が53%に達しています。(2012年の統計若者(高齢者も同じ)に仕事がなくなる、という現象は制度の如何にかかわらず、現行のシステムが崩壊(終焉)する兆しである。資本主義が良いとか悪いというのではなく、耐用年数が尽き果てて地崩れを起こしはじめている。*「資本主義の終焉と歴史の危機」水野 和夫著 を参考にしました。

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