小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ケア・カード

2014-05-24 07:46:54 | 日記

       ケ ア ・ カ ー ド         NO.421

人生には3っつの「坂」がある。  若い時は上り坂・中年以降になると下り坂、そして、70歳を過ぎるともう一つのさかがあります、それは「まさか」という

「サカ」です。まさか自分が認知症になるとは思ってもいないし、連れ合いが突然脳梗塞に倒れて10年間も寝たきりになるとも思っていないし・思いたくも

ない。  でも、それは南海・東南海地震がやって来る確率よりもはるかに高い確率でやって来ます。

その時のために「ケア・カード」*を作って、冷蔵庫に張り付けておくとともに、外出時には財布などに入れておくべきでしょう。

危急時に救急救命士が困るのは、その人がどこの誰なのかなどの「個人情報」が解らないことです。

大阪狭山市では、65歳以上の独居高齢者に「ケア・カード」を作って冷蔵庫に貼っておくように勧めていると聞きました。

行政の取組としてはユニークで評価されるべきものと思います。

 *ケア・カード(参考例)

住  所  高槻市南平台町2-3-3   氏 名  高槻 太郎

生年月日  昭和12年01月01日    血液型    O型

電話番号  072-633-3666               通院先  奈佐原内科医院

携帯電話  090-4654-1122       〃電話  072-677-7233

緊急連絡  072-673-0012 (家族)   健康保険 大阪府後期高齢

〃  〃  090-8888-8888       〃 番号       01007499

尊厳死宣告 26年高槻公証役場第33号   体内金属 人工関節・心臓PM

そ の 他                アレルギー ピリン系               

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平家

2014-05-23 08:32:22 | 日記

       平      家             NO.420

 奢(おご)る平家は久しからず・・・と言いますね。 

権力を恣(ほしいまま)に思い上がっていると、決して長続きはしないということ。 権力は必然的に腐敗する。

圧倒的な指示で築いた石原都政(帝政)も、独断で設立した新東京銀行が破たんしましたし、続く猪瀬も知事になった途端に人格が変わったと言われるほど

傲慢になり、お金の魔力に犯されて墓穴を掘りました。

10万円の金を私物化しても犯罪なのに1000億という都民の血税を藻屑にしても、蛙の顔にションベンみたいに平然として、今なを一廉(いっかど)の政治

家面(ずら)して「禄」(ろく)を食(は)んでいる暴走老人など、さっさと引退してほしいもの。

大阪だって同じこと。  矛盾だらけの発言を繰り返す、世間知らずのおぼっちゃまが、市長(知事)という権力を掴んだものだから、大阪にカジノを誘致する

とか、地下鉄を民間会社に売却するなどと、金銭からみのいかがわしい構想(妄想)を声高に叫んでいる。

そういう政治家はいずれ腐敗して自滅するものですが、歴史的な必然ですが、それをただ手を拱いて待つのではなく「橋下行政に異議あり」市民シンポジウ

ムなどの運動にも参加して学習し、可能な限り被害を最小限にとどめようとする具体的な活動に取り組んでゆきたいものです。

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先生業

2014-05-22 07:59:42 | 日記

        先      生      業             NO.419


弁護士・司法書士・税理士など「士」のつく職業はおおむね「先生」と

呼ばれる。 その先生業の生活が最近なかなか苦しくなっている。 

お金持ちの代表格としては医者と弁護士と言われたのは一昔前の話。

弁護士が少ないからと10年ほどの間に倍増させたところ、今度はあり余

って、折角日本一難しい試験に受かっても、生活が成り立たない。

自立できない弁護士はボス弁に居候して「イソ弁」などと云われたが、今

や居候先もなく、仕方なくボス弁の軒下を借りる「ノキ弁」から、軒下さえ

貸してもらえないで自宅を事務所に(と言っても事務所に適さないような

文化住宅に住んでいて)して、相談はもっぱら喫茶店や公的機関のロビー

などで処理する「携帯電話弁護士」つまり「ケイタイ弁」まで出現してい

ます。

そんな「先生」は収入も少なく、弁護士会の会費(年間50~60万円)

も支払えないから、弁護士登録をしない人(つまり営業をしない)または、

登録を取り消す人まで出てきて、なまじ知識と知恵があるからそれを悪用

して、あらた人生を誤る人もいる。

そういうことは弁護士のみならず、お医者さん以外のあらゆる「士業」に

ついてもいえることで「士業受難」の時代です。

「背に腹を替えられない先生」は、時には悪魔のささやきに誘惑されて、

依頼人食い物にする。

先生を選ぶにも慎重な配慮と、適切な情報が必要です。

 

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矛盾2

2014-05-21 10:07:33 | 日記

 

       矛    盾 2              NO.418

戦争はいけない。  原爆はさらにいけない。 国法の根幹である憲法を時の政権が解釈変更でひん枉(ま)げる事ももちろんいけない。

でも、今の中国がやってる侵略をどうやって防御するのか。

尖閣はちょっと静かになっていますが、かつて大日本帝国がやったような侵略と内政干渉・日本を中国に併合するとか、日本の国内に満州国のような傀

儡政権を創るなどと云い出したらどうする。    「そんなことはあり得ない」とは言いきれない狂気がある。

アメリカが「マダニ」のように知らず知らずのうちに日本の血(富)を吸い取り副作用として深刻なウイルスを蔓延させているとすれば、中国はまさに狂犬

病に罹った犬。

傍若無人に人に噛みついているようなもの。

戦争はいけないが、やられるままに黙ってたら、右のほっぺをたたかれたら左のほっぺを出すみたいなことをやってたら、一体どうなる。

そんなことにならないように、せめて「蜂の一刺し」くらいできる「自主防衛」くらいは持たなくちゃいけません。

勿論その時の政権は国民に信頼された、正統な政権でなければならないことは当然ですが・・・。

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日野原先生

2014-05-20 07:45:36 | 日記

        日 野 原 先 生             NO.417


今年102歳になるお医者さんです。  

彼は大学生の時に結核を患って8ケ月間入院生活をして、療養生活が死ぬ

ほど退屈で勉強がみんなに遅れるイライラで気が感で狂いそうになるとい

う体感をされました。

でも、そういう体験があったからこそ、ベッドに寝たきりになっている患

者さんの苦しさ・イラ立ちを知る、医師として最も重要な心遣いができる

ようになった(*10歳の君へ 95歳の私から・・・参照)・・・と。

そうです貧乏がとても悲しく・わびしく・切ないことを知るのは、実際貧

乏を体験した人でないと解りません。

戦争で夫を亡くし・父親を亡くし・息子を亡くした人でないと、親族を失

なった悲しみや苦しみは本当のころ解りません。

いま日本では、戦争を知らない総理大臣が、戦争がかっこいいゲームのよ

うに思っているお友達内閣が、2度と戦争をしないと誓った日本という国

を戦争する国にしようと遮二無に舵を切っています。

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