6月4日付け、室蘭民報朝刊です。
私の故郷北海道伊達市には、道立高校が2校あります。
1校は大正11年伊達女子職業学校を前身とする伊達高校(私の母校でもあります)
そしてもう1校は昭和58年設立の比較的新しい、伊達緑丘高校です。
両校とも伊達市や近隣市町村の人口減を受け、入試倍率が1.0倍を割りむ状態が続いていました。
私も、近いうちにどちらかの廃校か統合は避けられないなとは思っていたのです。
近隣の室蘭市や登別市は、伊達市よりは人口が多いにも関わらず、かなり前に2つの高校が投合されています。新聞報道に拠りますと、校舎は市街地に近い伊達高校の方を使用するらしいですが、問題は校歌と新校名です。室蘭市や登別市も統合の際には新しい校名になってしまいました。
両校に数多くの卒業生がいる訳ですから、どちらかの校名をそのまま使用すると、わだかまりや反論が出て来るのは理解しない訳ではありませんが、
伊達高校の校歌(1番~4番)の歌詞には1度も「伊達高校」と言う言葉が入ってないので、そのまま伊達高校の校歌を使用して欲しいのです。
私は歌謡曲・演歌・フォークソングなど何百もの歌を知っていますが、手前みそと言われようが伊達高校の校歌の歌詞と曲に勝るものはありません。
校名も室蘭市や登別市には複数の高校があり、それぞれ「室蘭高校」「登別高校」とするには無理があったと思いますが、伊達市は両校が統合されたら高校が1校しかなくなるので、敢えて新校名を付ける必要は無いと考えますが、伊達緑丘高校出身者には耐えがたい事でありましょうね。
昭和58年(1983年)創立ですから、一期生は今年51歳ですか?
伊達市内の市議会議員や有力者は、まだ圧倒的に伊達高校OBの方が多いと思いますが、それに頼る気は毛頭ありません。但し同窓会の総会などでは、校歌・新校名などについて言うべき意見は言わねばならないでしょう