雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月16日(水)の4 浜岡原発付近で放射能核種を検出

2011年03月16日 23時09分36秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月16日(水)の4 浜岡原発付近で放射能核種を検出

 前項目「16日(水)の3」で探していると書いた記事がありました。
 朝日新聞のネットにあります。

 中部電力は、浜岡原発のある御前崎市(位置は不明です)で、空中の塵や埃から要素31やセシウム134など5種類の放射性元素を検出したということです。

 浜岡周辺の放射能量は安定しているので、浜岡原発による物ではないと中電はしています。
 
 となると、福島原発からですが、距離にして400キロ離れています。

 各地で放射能異常はみつかっていますので、福島原発から東日本全体・中日本にまで、まだ微量であれ、汚染が広がっているのは間違いないと思います。

 福島原発での放射能流出が拡大していけば、さらに放射能の値は高くなってくることも間違いないと思います。

 

雨宮日記 3月16日(水)の3 浜松市が市営住宅で避難民82人受入れ

2011年03月16日 23時00分51秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月16日(水)の3 浜松市が市営住宅で避難民82人受入れ

 当分は「歴史…」の部分が薄れて、現代史日記になるかも知れませんが、2011年3月は、それほどの重大時期=日本歴史の転換点ということになりそうなので(いや、そうじゃない、転換点にしたいということです)、よろしくお願いします。

 浜松市は以下のように、東日本大震災の避難民に市営住宅を提供すると発表しました。
 これは公式ホームページに載っていた記事です。

 数日前に友人と話していて「市営住宅に受け入れるといいね」と話になったので、小豆腕も実現して嬉しいです。

 さらに仮設住宅を、浜松の工場受け入れ用地に建設して,大勢の東北市民を受け入れたらどうでしょうか。

 今度の地方選(浜松市長選・浜松市議選・静岡県議選)に立候補する予定のみなさん「私が実現します」という方はいますか?


「東北地方太平洋沖地震被災者への市営住宅の提供について

浜松市は東北地方太平洋沖地震により被害に遭われた方々に対し、下記の通り一時的に市営住宅を提供します。

1.入居対象者
 東北地方太平洋沖地震の被災者及び被災者世帯

2.提供戸数
 市営住宅82戸

3.受付開始
 平成23年3月16日

4.入居基準
 収入等の入居資格要件は不要

5.入居期間
 原則3か月

6.家賃等
 家賃は全額免除、連帯保証人・敷金は不要

7.その他
 電気・ガス・上下水道等及び生活必需品については各自で手配。
 申込み方法など詳細については下記お問合せ先にご連絡ください。

 お問い合わせ先
 浜松市役所住宅課 管理グループ

 〒430-0948 浜松市中区元目町120-1
 Tel:053-457-2455・Fax:053-472-9014
 E-Mail:jutaku@city.hamamatsu.shizuoka.jp 」






雨宮日記 3月16日(水)の2 浜岡原発付近で福島原発の放射能検出

2011年03月16日 22時36分40秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月16日(水)の2 浜岡原発付近で福島原発の放射能検出

 東日本大災害(自然・社会災害)が起こって、このブログで自分たちの体験していることを書いていくのが、とても大事なことだと気づきました。

 さっきテレビで、浜岡原発付近で放射能量が微量に上昇、中電は「福島原発の放射能能影響ではないか」としているとありました。

 そこでネットでその情報をいま、午後10時54分、探してみましたが、すぐに見つかりません。

 そこで浜松付近の放射能値はどうかなと探してみました。

 災害時には、たとえば、浜松市民なら「浜松市の公式ホームページ」を見れば
 表紙に「」があり、そのなかに「地震関連情報」があります。

 そこには「災害・防災等に関する情報(2011年3月16日)」
 「東北関東大震災害義援金」および支援物資について」
 「東北地方太平洋沖地震被災者へ市営住宅を提供します」などが掲載されています。

 ヤフーにも「浜松市の災害ページ」があります。
 http://blogs.yahoo.co.jp/hamamatsu_saigai
 管理者は「 浜松市危機管理課 053-457-2537 」です。

 でも、どちらにも、まだ浜松付近の放射能測定値は掲載されていません。

 どこでどう見られるか、わかったら掲載していきます。

 なお、浜岡から浜松まで40km前後、チェルノブイリの汚染地図に重ねれば、チェルノブイリから100km前後が最初の中心的な汚染範囲で、さらに南西から北東に吹いた風にのって広がって200~300kmに第2の中心的汚染があります。
 さらに,第3の汚染が少し濃度は薄いですが、400~600kmにあります。

 ということで、チェルノブイリ級の汚染事故がおこれば、浜松市内が高濃度汚染されるのは明白です。
 想定外でもなんでもありません。


 
 

雨宮日記 3月16日(水) 浜松もお米・ラーメン・乾電池など店頭に無い

2011年03月16日 22時22分40秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月16日(水) 浜松もお米・ラーメン・乾電池など店頭に無い

 昨日から、おじいちゃん(ぼくの父親)に「乾電池の単1電池を買っといてくれや」と言われて「ほいよ」と引き受けたのですが、安請け合いでした。

 高林のコジマ電器にも、近所のコンビニにも、単一電池・単二電池は、まったくありません。
 単三電池と単四電池はまだありました。
 家の懐中電灯用に、かろうじて単三と単四を買って来ました。

 今日は、浜松市内で、お米・インスタントラーメン・乾電池・懐中電灯などが店頭から消えたようです。

 備蓄するなとは、ぼくは言いませんが。
 マスコミは無理なことを言っていると思います。
 ただし、備蓄するなら、平時からしておくべきで、マスコミが報道してから買いに行くのは(行かなくて困る人よりましかな)どんなものか。

 備蓄の無いのは、「トヨタ生産方式」も同じですね。
 トヨタの工場は、今日までの生産停止をさらに今月22日まで延長だそうでです。

 浜松に本社のあるスズキも国内の6工場で、21日まで操業停止だそうです。


 

雨宮日記 3月15日(火)の2 夜、静岡県東部地震で家族が集まって

2011年03月16日 05時42分54秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月15日(火)の2 夜、静岡県東部地震で家族が集まって

 3月15日(火)の夜、テレビでは、90何時間ぶりに助かった、
 おばあちゃんや、20数才の青年の話に、感動していました。

 夜10時31分に、2階の自分の部屋でパソコンに向かっていたら
 急に、ガタガタと揺れ出しました。
 
 あっ!地震だ!

 うわ、来た!

 慌てて、2階の自分の部屋を出て、
 2階にいた長女のTさんに「地震だよ!」と声を掛けて、
 1階に降りていきました。

 玄関の横のテレビのある部屋に、妻の則子さんと次女のIさんがいました。
 2階から、長女のTさんがドタドタと降りてきて、玄関を開け放ちました。
 次女のIさんは、もう避難用の袋を持って、いつ避難してもいいという格好でした。

 テレビを見ていると、震源は静岡県東部で、
 マグニチュードは6.0、震度の最大は富士宮市の6強で、
 浜松市内は、震度3.0でした。

 気象庁の記者会見では、本震との関連はわからないということでしたが、
 本震のときには、浜松は同じ、震度3で、
 今日のゆさゆさという揺れとは違って、
 則子さんが「あれ、めまいかな」という感じでゆっくり揺れました。

 11時半過ぎに、ぼくが仕事ででかけるまで
 しばらくのあいだ、則子さん、長女のTさん、次女のIさん、と
 いろいろ、話しました。

 

 

 

雨宮日記 3月15日(火) 自分たちで造った地獄の蓋が開く時が

2011年03月16日 05時20分50秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月15日(火) 自分たちで造った地獄の蓋が開く時が

 今日の昼間は、里山へ行って、しばらく過ごしました。
 電気も水道もガスもない、里山の「里の家」にいると、

 「原発事故」とか「計画停電」という名の無計画停電が
 ウソのように、まるで非現実的な悪夢の世界のように思えます。

 里山の谷では、シュレーゲルアオガエルやアマガエルが鳴き始めました。
 里の家の裏山では、青いハルリンドウが咲き始めました。
 
 ぼくにとっては、こちらの里山やいっしょに生きる則子さんなどが
 現存する現実で、
 「東日本震災」は、あってはならない虚構の世界です。

 しばらくは、「下界」の空虚な、変えていくべき世界と
 里山や、則子さんなど自分が安心できる世界を
 「二重生活」で生きていくような気がします。

 いずれは大地震や大津波が来るのはわかりきっている
 平野や干拓した低湿地に街をつくり、家を建てて…
 (それを警告した小説が「死都日本」でしたね)

 危険な原子力発電所を、わざわざ津波の来る海岸に建てて
 「安全装置がついているから安全です」と言い張っていた人たちを
 逮捕して裁判に掛けるべきでしょう。
 そうしたからといって、これから起こる放射能被曝世界を
 生きる人たちの苦しみが少なくなるわけではありませんが。

 東京電力福島第1発電所の、動いていた1号炉、2号炉、3号炉
 停止していた4号炉
 4つの炉全部が、たぶん破局の一歩手前の危機的な事態です。

 東電も,政府も、必要なデータをリアルタイムで出さないので
 何が起こっているのか、わかりません。

 もしかしたら、放射能が危険なので、東電も
 何が起こっているのか、わからないのかもしれません。

 日本人の頭のなかに、白いモヤがかかっているような
 思考停止の事態です。
 
 今は、とにかく、政府発表や、東電会見、マスコミ報道に惑わされず、
 どこまでも自分の頭で考えることが必要だと思います。

 ここ数日、則子さんとも、友人達ともいろいろ話をして
 「マスコミなどに飼い慣らされた、家畜の日本人を
 野生化しないと」という結論になりました。

 今回の「地獄の蓋が開いて、放射能が噴出するとき」には
 まにあわないかもしれませんが、自分たちで考えていきます。

 則子さん、いっしょに生きようね!