雨宮日記 2月5日(火) 雪の夜の三題話、マリとアルジェリアとフランス
「雨宮日記 1月18日(金) 絶望の国で「希望の国」とは?」で「アフリカ・マリでのフランス軍の空爆と、アルジェリアでのゲリラ襲撃について書きたかったのですが、今日はお昼前に起きて、午後、講演なので、後に回します。「発端」の問題でいうと、マリ共和国にはフランス資本が入っていて、ウラン鉱山がある、そこが、話の大事な出発点だと思います。」まで書いて終わっていたので、続きを書きます。
今夜は浜松市原水協の理事会で、ちょっとそういう発言をしたので、証拠に書いておく気になりました。
つまり、もともとフランス軍が、海外の(フランス旧植民地だったとはいえ)アフリカの国・マリ北部に空爆をしたのは、フランスにとって死活的な利権がそこにあるからで、けっして、アルカイダの支配からマリ人民を解放する、というような崇高な理念ではないと思います。
死活的な利権とは、多くの人が述べているように、エネルギーの8割を原発でまかなっているフランスに重要な「ウラン鉱山」がマリにあるということです。
そのために、マリを空爆したことで、アルカイダにアルジェリアの天然ガスプラントを襲撃する口実を与えたわけです。
アルジェリア軍が、武装ゲリラを問答無用で制圧したことの、これからの結果はどうでしょうか?
入り口がマリのウラン鉱山問題だったとすると、その「出口」は、フランス国内の原発への武力攻撃という結末にならないのでしょうか?
すみません、地球は、あまり明るい未来にはなりません。でも、そういう「想定」をしておかないと、と思いまして。