雨宮日記 2月7日(木) 寒さもひとしお…梅が咲き始めました
昨日は日本列島各地で積雪でしたが、浜松は暖かくて、白い「折り鶴」も舞いませんでした。
今日の午後は、則子さんと車で、原発裁判の役員会に出掛けました。会場では、すてきな紅梅が満開に近く咲いていました。
帰り、わが家の近所でも、紅梅・白梅が咲いていました。
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梅は元々、中国から渡来した植物のようですが、8世紀成立の『万葉集』では、花を詠んだ歌では、第1位が萩、第2位が梅、第3位が桜、です。
9世紀の政治家・文化人の菅原道真さんは、時代の支配者である藤原氏にうとまれて「冤罪」で九州の太宰府に流罪になりますが、彼が愛した京都の梅が、彼を慕って太宰府まで飛んで来たという「飛び梅」の伝説が有名です。
京都を追放された時の道真さんの歌
「東風(こち)吹かば 思いおこせよ 梅の花 主(ぬし)なしとて 春を忘るな」