雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2019年1月6日(日) 小寒(しょうかん)です

2019年01月06日 17時46分24秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年1月6日(日) 小寒(しょうかん)です

 今日は小寒(しょうかん)です。つまり今日から「寒(かん)の入り」です。「二十四節気」で「寒(かん)」とは「小寒」から30日間を言います。「小寒」から15日目くらいが「大寒(だいかん)」です。

 実際の寒さとは一致しないんですが。

 わらべ唄にありますね。ボクの覚えているのは、こうです。

 「大寒(おおさむ) 小寒(こさむ)
  山から小僧が 飛んできた
  なんと言って 飛んできた
  寒いと言って 飛んできた」

 いま加藤文三著『民謡歳時記 上』(p51)を見たら「飛んできた」ではなく「泣いてきた」になっています。記憶違いでしょうか。それとも遠州地方のバリエーション?

 明日は七草です。

 


新・本と映像の森 222 卜部国松詩集『明日への四季』青磁社、1980年

2019年01月06日 09時54分53秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 222 卜部国松詩集『明日への四季』青磁社、1980年

 113ページ、定価1500円。

 卜部国松さんは浜松市鴨江に住んでいた詩人。詩集の奥付きによれば1920年埼玉県に生まれる。1970年に詩集『冬のうた』を発行。ボクも旧知。

 日本共産党の市議会議員もした。いつごろ市議を引退したろうか。「Google検索」で調べてみたが「卜部国松」で、この本しか引っかからない。「Google検索」では、地方の歴史を調べるのにぜんぜん不充分。

 この詩集の扉に「雨宮智彦様 則子様 卜部国松」とあるので、記憶にはないが、ボクか則子さんかが直接、卜部さんからいただいたものだと思う。

 「年賀詩」と題があるボクが好きな2作品を紹介する。

 「水仙

  耐える強さ
  芯に秘めて
  その しなやかさ

  凍る大地に
  春を呼ぶ
  喇叭手」(p8)

 「凧

  凧は風のなかであがる
  風のなかをいこう」(p9)

 以下、目次。

 「 Ⅰ
  
  水仙
  凧
  風は痛くても
  わたりどり よ
  梅の花
  冬景色からの出発
  桃の花
  ひな壇を撃つ
  ひばり
  五月の詩

   Ⅱ

  ひまわり
  きみをむかえる
  月見草
  八月
  かあさんの海
  萩
  風とまんじゅしゃげ
  虫
  旅

   Ⅲ

  海よ
  妻の習字
  根上がり松・考
  博多人形
  Nちゃん・考
  口こみ
  おちこぼれ
  土の子
  白い銃口
  戦区の鳥」