雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 233 吉田遠志『まいご』福武書店、1983年

2019年02月05日 14時39分22秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 233 吉田遠志『まいご』福武書店、1983年

 絵本です。絵と文は吉田遠志さん。「吉田遠志・動物絵本シリーズ<2> アフリカ」、B4橫版、48ページ、NDC913、定価1200円(このころ)。

 主人公はアフリカの草原・サバンナに住んでいる草食動物のヌーです。ヌーはアフリカに住むウシの仲閒です。

 ヌーの生まれたばかりの赤ちゃんヌーとお母さんヌーが仲閒たちといっしょに、乾季の草原を旅するお話です。

 自然に発火する野火があったり、おぼれ死ぬ危険がある大河を渡ったり、肉食動物のライオンの襲撃があったりします。

 ドキドキです。

 背景のキリマンジャロ山が、白い雪を抱いてまるで冬の富士山のように雄大できれいです。

 画調はボクの好きな色調と筆タッチで、いいですね。

 他の巻に『はじめてのかり』『かりのけいこ』『おみやげ』『おもいで』『かんんちがい』があります。