雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 234 静岡新聞社編『地球のシグナル』静岡新聞社、1991年

2019年02月06日 12時39分00秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 234 静岡新聞社編『地球のシグナル』静岡新聞社、1991年

 255ページ、定価1700円

 1989年7月だから、ちょうど30年前の夏に起きた「伊東沖海底火山噴火」。

 それは伊東市の沖わずか3kmの海底で起きた。1980年の「伊東沖群発地震」から続く1989年の「伊豆東方沖群発地」がおさまったばかりでした。

 「静岡新聞」に1989年10月から1990年6月まで連載された記事をまとめたものです。

 30年前の「平成三年」だから機械や防災体制は昔のものですが、未来に伝えるべきこともありそうです。

 地震と火山の関係も興味深いです。

 温泉の変化や地形距離の変動も追っています

 日本各地の火山対策やインドネシア・ニュージーランド・イタリアなどのルポルタージュも貴重です。

 伊東沖の海底火山は「手石海丘(ていしかいきゅう)」と名前がつけられました。

 海上保安庁の「海域火山データベース」で現状を知ることができます。

  → 「伊豆東部火山群|海域火山データベース|海上保安庁 海洋情報部.html」