雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月4日(月) 咳をしながら迎えた「60万ヒット」記念日

2013年02月05日 05時15分34秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2月4日(月) 咳をしながら迎えた「60万ヒット」記念日

 ブログ開設から 日目、60万ヒットを越えました。皆さま、ご愛読、ありがとうございます。ヒット数が目標ではなく、書きたいことを書いていくのが目標ですが、書きたいことが、皆さまの「読みたい」ことと重なれば、嬉しいです。

 なお、夫婦は別人格ですので、則子さんの許可や検閲は、いっさい受けておりません。(ときどき、「私は見ていない」とかブツブツ言っているのが聞こえてきますが)。

 「男女共同参画」を否定する立場に立ってはいませんが、「男女共同参画」も「男女平等」・「夫婦平等」も、それぞれの自主性と自己判断がなければ、何の意味もないとふたりで何回も確認してきた雨宮夫妻の◎◎年でした。

 「こうしたらどう?」とか提案はしてきましたし、明日の子どもたちをどっちが世話をするか無言の対決をすることもたびたびありましたが、ただの一度も、夫婦同士や子どもたちに肉体的暴力や言葉の暴力を振るったことはないと思います。

 以前の松城の家で、2階の自分たちの部屋のフスマに、イライラして、手で「暴力」をふるって穴を開けたことはありますが。

 雨宮ブログは、則子さんとの会話や意見も参考にしますが、全責任は、ボクが負っています。今後とも、ご愛読お願いします。

 


雨宮日記 2月3日(日) 節分ですが、小さい子はいないので豆は…

2013年02月04日 05時17分28秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2月3日(日) 節分ですが、小さい子はいないので豆は…

 冬が終わり、春が始まる「節分」、つまり「季節を分ける」日ですが、89才の父と、64才の則子さんと、61才のぼくと、次女の4人家族では、誰も「豆をまこう!」と言い出しっぺにはなりませんでした。

 ボクが小さかった頃(記憶なので、何才くらいか不明)、近所を紙袋を持って豆やお菓子をまくのを回った思い出があります。小学校1年までの新町の記憶なのか、小学校2年以後の松城町の記憶なのか、判然としません。

 昔は「鬼は外!福は内!」と言ってましたが、今は「外も福!内も福!」と言ってまきたいですね。とすると鬼さんが「おれはどこへ行きゃあ、いいんだ?!」と怒りますね。

 まあ、雨宮家には、兎の「豆子」さんがいるので、それで、よしとしますか?

 豆(植物)も、豆子(動物)も、同じ生きものですからね。

  ☆

 豆=大豆(だいず)は日本人の食生活に欠かせない基本植物です。加藤文三さんの『民謡歳時記 (上)』青木書店、p68によります。

 もやしは、芽が出たばかりのダイズです。

 豆が青い内に食べるのを枝豆といいます。

 納豆にしたり、味噌や醤油に加工します。

 豆腐にしたり、さらに油揚げ(お稲荷さん)に加工します。

 豆の話題は、別途、書いてみたいです。

 


本と映像の森 242 岩城宏之さん著『楽譜の風景』岩波新書、1983年

2013年02月02日 21時07分37秒 | 本と映像の森

本と映像の森 242 岩城宏之さん著『楽譜の風景』岩波新書、1983年

 本棚を片付けていて出来たのがこの本です。

 岩城宏之さんは、ぼくの大好きなクラシック指揮者で、1932年生まれ、2006年6月13日になくなられました。

 元々打楽器奏者として出発した岩城さんは、指揮者になり、いろんな「打楽器奏者」「指揮者」としての体験をリアルに書いてくれたのがこの本です。30年経って、読み返しましたが、やはり、おもしろい!

 たとえばシューベルトさん「未完成交響曲」やベートーベンさん「合唱交響曲」の楽譜記号の謎、教会牧師さん=「写譜屋」さんのお話、あるいは岩城さんが振った「春の祭典」で楽譜の記憶ミスで指揮ミスをしてしまうお話…あるいは「パート」の話。

  ☆

 すでに映画「さよなら、ドビュッシー」が始まっています。来週には、則子さんと娘と3人で見に行くつもりです。

  ☆

 「本と映像の森」は、いま読んでいる本だけではなくて、雨宮が生まれてから(生まれる前は読めませんが)読んだ本・見た映画・見た演劇などを、できるだけ紹介していくつもりです。

 一人ひとりが、こういう自分の読んだ「書庫」を持っているのだと思います。

  


雨宮日記 2月1日(金) 昼間は寝ていて、仕事だけ行きました

2013年02月02日 04時54分53秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2月1日(金) 昼間は寝ていて、仕事だけ行きました

 セキが1月から続いていて、強くなったり、弱くなったりしてます。

 中国の大気汚染(PM2.5)がひどくて、西日本まで飛んで来ているという記事があったので、その影響でしょうか。

 則子さんが心配してくれて、夜中、いっしょについてきてくれました。ありがたいです。

 夜中ずっと、雨でしたが、則子さんが「雲がなんだか赤っぽい感じね…何かしら」と言うので、見ると確かにそんな感じです。

 「中国から飛んでくる黄砂じゃない?」と話をしました。

  ☆

 それと、則子さんと、柔道の暴力監督のことをいろいろ話しました。

 「もともと監督とか、コーチとか、選手とか、任務分担にすぎないんだけど、「監督はえらい」「俺は偉い」と誤解して、天狗になっちゃったんですね(うわ、天狗さん、ごめんなさい)。」

 「サッカーでは、コーチでも、監督でも、優秀選手ならすぐなれるんじゃなくて、試験を受けて資格をとらないといけないんですね。柔道はあまりに遅れている?」

 「殴ってはいけない、とか、暴力はいけないとか、きれい事じゃなくて、殴られたり、暴力を受けた時にどうするか、具体的な対応が教えられていないから」

 「暴力や暴行やハラスメントって、対等平等でない関係から派生するんですよね。つまり支配=被支配の関係です。そういう関係を作らないようにすることを教えないと」

 「ぼくたちの周りにもいますよね。教えたがる人、自分は偉い人だと思っている人、他人の意見が聞けない人、みんな、あの柔道監督と同じですよ。肉体的暴力をふるわないだけで。充分、言葉の精神的暴力をふるっていると思います。」

 

 

 


古代史の本 安本美典責任編集『季刊邪馬台国116号』梓書院、2013年1月

2013年02月01日 05時09分22秒 | 古代史の本

古代史の本 安本美典責任編集『季刊邪馬台国116号』梓書院、2013年1月

 ぼくが定期購読している『季刊 邪馬台国』は日本列島の西端、福岡市の梓書院から発行されています。こういう「地方(失礼!)」の小さな出版社からの「邪馬台国九州説」の雑誌が、近畿や東京で蔓延する病気「巻向遺跡=邪馬台国」説や、「箸墓=卑弥呼の墓」説を真っ正面から批判していることに、勇気と知恵を感じ、心より応援しています。

 興味のある方は、ぜひ一度、手にとって読んで見てください。気に入ったら定期購読してくだささい。

 旧石器ねつ造事件で、それを事前に正面から批判していた一人が竹岡俊樹さんです。竹岡さんが「特集 考古学を疑え」の巻頭論文「旧石器時代研究のゆくえ」をNさんとの対話という形で執筆しています。

 対話しているNさんの発言では、すでに旧石器学界は死んでいる。生き返るチャンスは、藤村のインチキが発覚した2000年11月の時点の後で充分あったのに、みんな自己批判を回避して、竹岡さんの具体的な批判を無視して、自己保存と延命に走った。だから、もう生き返れない。

 10年以上経ったんですね。

 次の論文の、辻本武さん著「旧石器捏造事件考」が秀逸ですので、その目次を紹介します。原文は辻本武さんのHP「『歴史と国家』雑考」で、読むことができます。

 1 旧石器捏造事件 ー節穴の目かー、2 発掘現場では ー見えないものが見えたー、3 石器の観察 ー見えるものが見えないー、4 石器の実測 ー太古と現在の区別がつかないー、5 層位は形式に優先する ー信じられなくても疑わないー、6 捏造「事実」から生まれた歴史像 ー理屈と膏薬はどこにでもつくー、7 脂肪酸分析 -類は友を呼ぶー、8 批判があったが ー正しくても孤立するー、9 彼は「神」になった ー学界はついにカルト宗教と化す-、10 責任を問われることなく… ー彼一人を悪人にして責任逃れー

 もっと考えていきます。