役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 (9) 「まるけ」という言葉 20190213
則子さんは、よくこの「まるけ」という言葉を使う。
例 則子さん「このゴミまるけの部屋を何とかして!」
ボク「これはゴミではなくて本ですけど・・・」
「まるけ」をネットで検索したら、ありました。東海地方の方言のようです。
愛知・岐阜・三重・静岡・長野。そして正確には、静岡県は西部の遠州地方だけ。とすると「三遠式銅鐸」の分布とほぼ重なることになります。
おもしろいですね。
役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 (9) 「まるけ」という言葉 20190213
則子さんは、よくこの「まるけ」という言葉を使う。
例 則子さん「このゴミまるけの部屋を何とかして!」
ボク「これはゴミではなくて本ですけど・・・」
「まるけ」をネットで検索したら、ありました。東海地方の方言のようです。
愛知・岐阜・三重・静岡・長野。そして正確には、静岡県は西部の遠州地方だけ。とすると「三遠式銅鐸」の分布とほぼ重なることになります。
おもしろいですね。
雨宮日記 2019年2月12日(火) ビデオ撮影データの受け渡し
日が照って暖かい日。
午後、Nくんとビデオ撮影データの受け渡しをする。
ボクの撮影した2時間ちょっとのデータ、36ギガだけで30分かかる。今日は編集までいかない。なかなか編集日が無くて編集予定が遅れ気味。
夜、則子さんは平和行進実行委員会。昼閒に、ボクが則子さんの指示でパソコンを打ってレジュメを書く。則子さんの手伝いをするのは嬉しい。40年経った今でもそう。
「行ってらっしゃい」
「行って来るね」
写真は、台所に飾った黄色い菜の花。
雨宮日記 2019年2月11日(月) 40周年の結婚記念日
ちょうど40年前の今日、ボクと則子さんは東田町の浜松労政会館ホールで結婚しました。40年目は真っ赤なルビー婚だそうです。則子さんにはふさわしい。
ボクが27才、則子さんは30才でした。「40年」は長いようで短かったのか、短いようで長かったのか。とにかくいろんなことが詰め込まれた歳月です。
少しづつ『青い地球とオレンジの花』を書いていきます。なお「青い地球」はボクのことで「オレンジの花」は勿論、則子さんです。
ボクは右半身不随になりましたが、まだ2人とも寿命はありそうですので、50周年が願いですね。あと10年あればパソコンの中も、紙の資料や本も、映像資料もなんとか整理がつくだろうと思います。
写真は白いところがあるピンクの椿の花。則子さんが集金に行った家で咲いていました。
雨宮日記 2019年2月10日(日) 午前中はビデオ撮影
午前中は車椅子で則子さんのアシストで、ビデオ撮影に行きました。今年はビデオ撮影は2回目。
中区中央の地域情報センターホールで講演会「水道民営化は誰のため?」。講師は尾林弁護士。「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」主催。
講演はすばらしかったです。1月13日の集会もだけど、講演全部を部分に分けてアップしたいと思います。
尾林さんも言っていたことだけど、浜松市で先行的に民営化された下水道の調査・研究・推理・謎解きをやりたいなと思っています。
今日は日が照って暖かくて過ごしやすい日でした。
雨宮日記 2019年2月9日(土) 『小林多喜二全集』を譲りうける
ろくにニュースは見ないが、関東は雪のようだ。北海道は大寒波。
朝9時にケアマネさんが来る。付き1回の来訪、ごくろうさま。
浜松は雨になったので則子さんは原水協の署名は中止、関係者へ電話する。
午後2時に旧友のアイくんが来る。昨年、定年退職したばかりなそうです。彼から『小林多喜二全集』を譲ってもらう。全7巻で4000円なり。
ボクは5巻・6巻の「評論」が真のターゲットです。小林多喜二さんの主な小説はネットの「青空文庫」で読めるけどね。これから読むのが楽しみです。
則子さんに、ボクの片手では抜けないので、『小林多喜二全集』の外箱を全部外して捨ててもらいました。ありがとう。
則子さんは夜、自治会の会合。「組長」の仕事もあとわずか。わずか10軒の組でも、たいへんです。
明日午前はビデオ撮影で則子さんと出かけます。
新・本と映像の森 235 ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫、1980年初版
2018年12月7日発行の「第100版」で読みました。308ページ。定価本体700円。
以前に星野之信さんのリライトしたマンガ版とは少しストーリーが違う。出だしは同じだけど、2人の主人公ハントとダンチェッカーは月面へ向かわない。
国連宇宙軍コールドウェル局長は星野版では女性だが、小説版では男性だ。
ただ物語の基本構造と2人主人公ハントとダンチェッカーの役割は同じ。美人秘書リー・ガーランドも同じです。
ハントは言う。
「問題は・・・・・・そうやって集積された情報をどう解析するかだよ。上のほうの情報の扱いを見ていると、どうも教条的にすぎるというか・・・・・・いかにも融通がきかないんだね。
これまで自分たちが取って来た考えからはずれたところでは何一つ理解しようとしない。視野があまりにも狭量なんだ。自分の信じ込んでいる以外の可能性を頑として拒絶している。」(p76)
コールドウェル局長は言う。
「さっきも言ったように、断片を繫ぎ合わせて填め絵を完成するのがきみの役目だ。おいおい仕事が増えるにしたがって、きみは自分でスタッフを集めればいい。
きみは必要に応じて、各専門領域から詳しい情報を取り寄せることができる。そうやって、きみは調査に目標や方向を与えることになる。」(p117)
この第1巻は衛星ガニメデでの科学者たちで終わり、つぎの『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』へ続く。
なぜか「Google 検索」で「雨宮智彦のブログ 星を継ぐもの」で検索してもこれがヒットしません。
「雨宮智彦のブログ」のなかを検索すると、ちゃんと出てくるんですが。以下は2年前に星野之信さんのリライトしたマンガ版で書いた紹介記事です。
「新・本と映像の森 15 星野之信/ホーガン『星を継ぐ者 ① 異星の魚』小学館
2017年03月07日 10時36分00秒 | 本と映像の森
星野之信マンガ、J・P・ホーガン原作、『星を継ぐ者 ① 異星の魚』、小学館、2015年、313ページ、定価本体500円、
近未来の世界は、戦争廃絶ですべての武器を廃止した世界。軍は国連宇宙軍として非武装で再編されている。
月面で地質調査中の国連宇宙軍隊員が、宇宙服の人類の遺体を発見する。
その年代は、なんと5万年前。
宇宙軍・航空通信局長コールドウェルの依頼で、ニュートリノで物体内部を透視する“トライ・マグニスコープ”を発明した物理学者ヴィクター・ハントと生物学者クリスチャン・ダンチェッカーは、月面へ向かう。
それは、二人と局長秘書リン・ガーランドの驚愕の旅と探求のほんの始まりに過ぎなかった。」
雨宮日記 2019年2月7日(木) ノートを書く
ノートを書いている。と言っても、「紙のノート」ではない。パソコンで打って、パソコンの一太郎ファイルとテキストファイルで保存する。
スペースはまったく取らないから、奥様も「捨てなさいね」とは言わない。でも、ボクの遺品のうち、最高度に未来に残す意味のあるものは、これだと思う。
この「ノートファイル」を書き続けている。「ノート 人間ノート」「ノート 哲学思想ノート」・・・・・・。これからも書き続ける。
いまは、もうすこしパソコン内に書きためた「過去の執筆」の整理と目次付けをしている。
それがボクの日常的基本的作業であって、寝て起きて食べて・・・などの肉体的作業や、浜松市平和委員会のことを手伝ったり、ビデオ編集を手伝ったりするのは、最高に重要な作業ではない。
則子さんの職場ではインフルエンザがはやっていて、職印が少なくなっているので、たいへんだ。
今夜は平和委員会の会議の日だが、行くのはやめにした。行くと、アシストの則子さんもたいへんだからね。
昨夜、父の入れ歯が割れちゃって、則子さんはおかゆとか作らなくちゃいけないので、たいへん。明日は則子さんは勤務から帰ってきたら父と歯医者に行く。
新・本と映像の森 234 静岡新聞社編『地球のシグナル』静岡新聞社、1991年
255ページ、定価1700円
1989年7月だから、ちょうど30年前の夏に起きた「伊東沖海底火山噴火」。
それは伊東市の沖わずか3kmの海底で起きた。1980年の「伊東沖群発地震」から続く1989年の「伊豆東方沖群発地」がおさまったばかりでした。
「静岡新聞」に1989年10月から1990年6月まで連載された記事をまとめたものです。
30年前の「平成三年」だから機械や防災体制は昔のものですが、未来に伝えるべきこともありそうです。
地震と火山の関係も興味深いです。
温泉の変化や地形距離の変動も追っています
日本各地の火山対策やインドネシア・ニュージーランド・イタリアなどのルポルタージュも貴重です。
伊東沖の海底火山は「手石海丘(ていしかいきゅう)」と名前がつけられました。
海上保安庁の「海域火山データベース」で現状を知ることができます。
→ 「伊豆東部火山群|海域火山データベース|海上保安庁 海洋情報部.html」
新・本と映像の森 233 吉田遠志『まいご』福武書店、1983年
絵本です。絵と文は吉田遠志さん。「吉田遠志・動物絵本シリーズ<2> アフリカ」、B4橫版、48ページ、NDC913、定価1200円(このころ)。
主人公はアフリカの草原・サバンナに住んでいる草食動物のヌーです。ヌーはアフリカに住むウシの仲閒です。
ヌーの生まれたばかりの赤ちゃんヌーとお母さんヌーが仲閒たちといっしょに、乾季の草原を旅するお話です。
自然に発火する野火があったり、おぼれ死ぬ危険がある大河を渡ったり、肉食動物のライオンの襲撃があったりします。
ドキドキです。
背景のキリマンジャロ山が、白い雪を抱いてまるで冬の富士山のように雄大できれいです。
画調はボクの好きな色調と筆タッチで、いいですね。
他の巻に『はじめてのかり』『かりのけいこ』『おみやげ』『おもいで』『かんんちがい』があります。
雨宮日記 2019年2月4日(月) 1月13日の「命の水を守る全国のつどい・浜松」のビデオ動画第5本をまとめて掲載
昼閒は暖かった。夜は寒くなるかな。
1月13日の「命の水を守る全国のつどい・浜松」のビデオ動画第5作を完成。できた5本をまとめて「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」に「ふくろうネット」で掲載した。
以下、ブログ「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」に載せたものに補足した文章です。
「2019 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 動画 ふくろうネット
カテゴリー │お知らせ│「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」│動画
2019 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 ① ふくろうネット第2回 アップのお知らせ 。リンクにアクセスしてください。
① 2019 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 紹介
https://youtu.be/gCn9AW5ez18 18分01秒
② 2019「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 基調報告 池谷豊さん
https://youtu.be/730QRJKoaAs 12分02秒
③ 2019年1月13日 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 3 パネルディスカッション(1) 尾林芳匡さん
https://youtu.be/AdOsIloJzDI 12分42秒
④ 2019年1月13日 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 4 パネルディスカッション(2) 内田聖子さん
https://youtu.be/UPZ-UJxZvPI 13分55秒
⑤ 2019年1月13日 「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」 5 パネルディスカッション(3) 橋本淳司さん
https://youtu.be/iNYLSeRPdVU 14分28秒」
当日の3人の講演の残りの含めて映像もたくさんあるので、2月10日の尾林さん講演会も含めて動画映像をブログ「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」に順次、掲載していくつもりです。
浜松市政(鈴木康友市政)に与えた影響やその結果については別途、文書で詳論の予定です。
古代ブログ 99 テレビ番組のお知らせ NHK総合「歴史秘話ヒストリア 銅鐸」
2019年2月6日水曜、あさっての午後10時25分から、NHK総合「歴史秘話ヒストリア」で「銅鐸」をとりあげます。
浜松・遠州の古代史ファンは注目しましょう。『古事記』『日本書紀』がまったく無視する謎の青銅器を NHKがどう取りあげるか?
見てください。
雨宮日記 2019年2月3日(日) 久しぶりに散歩
昼閒は陽が照って暖かかったので、則子さんと馬込川の堤防を散歩しました。
冬鳥はオオバン、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、シラサギ類(オオサギかチュウサギかコサギか不明)、セキレイ類、越冬ツバメ、ムクドリでした。
スズメは移動するのか、真冬にはいないようです。
シラサギが人が通ると警戒するのか、首をピンと上に伸ばして、 ボウリングのピンみたいになっているのがおかしかったです。
今日も河には大きな汚いゴミが、あちこちにいっぱいありました。
過去現在未来のメモリーノート 54 「世界を変えるための17の目標」で世界を持続可能なに 20190202
国連は昨年2015年に「持続可能な開発目標 SDGs エス ディ ジー ズ」を決めました。2030年に向けて、地球上のすべての人々が尊厳をもって生きるための世界的な取り組みです。
「SDGs」とは「Sastanable Development Goals」=「持続可能な目標」です。
言い換えれば、いま世界は「持続不可能」になりつつあるということだと思います。
「世界を変えるための17の目標」とさらに細かい「169の目標(Goals)」があります。
1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に保健と福祉を ..
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう ...
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
なぜ、これを書いたかということは、おいおい書いていくつもりです。
ただ、今言えることは、局所的判断・局所的決定をする時に、こういう全地球的視野(もちろんこれ自体が正しいかどうかという判断は絶対必要です)や大所高所からの批判がいるのではないか、ということです。
新・本と映像の森 232 石井桃子『プーと私』河出文庫、2018年
河出書房新社、250ページ、定価本体740円。
児童文学者・訳者の石井桃子さんは11年前、2008年に101才で亡くなりました。
ボクはかなりおとなになってから、彼女が『くまのプーさん』『ピーターラビット』の訳者であることを知りました。
『ドリトル先生』の井伏鱒二(いぶせ ますじ)さん訳をプロデュースしたのも石井桃子さんです。
じっさいに10代で『くまのプーさん』を読んだときには、誰が英語から日本語に訳してくれているかなんて全然頭になかった。
石井桃子さんが『くまのプーさん』『ピーターラビット』を訳していくのは、ひとつの、いやいくつもの物語です。
そしてこれらの作者、A・A・ミルンやビアトリクス・ポターの物語も興味深いです。
ボクは、ながいあいだ離れていた「プー」や「クリストファー・ロビン」や「コブタ」に会いたくなった。
「くまのプーさん」を石井桃子さんが初めて訳したのは戦前、すでに1940年のことだった。
戦後すぐ、「くまのプーさん」のファンは古本屋を探し歩いて、背に「のプ」だけが残った本をやっとのことでみつけたという。(p16)
ちなみにボクの本名には「のぶ」がつくので、この「のプ」の本は自分の本のように切ない。
雨宮日記 2019年2月1日(金)の1 寒いです
今日から2月が始まりました。寒くて目が覚めてしまい、5時前に起きました。いま早朝の5時40分、気温1度くらいでしょうか。まだ暗いです。すこし風があります。
関東は雪ですが、静岡県は腫れです。雪は箱根を越えないという感じ。