雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

USA

2024-08-13 00:12:32 | 面白い...パワスポ寺社
「今住んでいる所の氏神様がわからないので教えて欲しい」

なんていう相談を受ける時があります。
特段、僕は「その道」の人ではないので、
そんな時は、多くの場合、

「都道府県別に神社本庁のホームページがあるから、
そこに住所を入れて検索してみるとわかると思うよ」

という感じで答えていたりするのですが、
ただ、時折、
その検索結果とは違うケースがあるようでして。
それは単に神社本庁の「氏子区域制」という
規則的で政治的な区分けに収まらない事象がある、
ということなのですが......



少々前のお話となりますが、
そんな氏神様探索をお願いされたことがありました。
依頼人はこのブログにも時折登場してくれるYUさん......
と思いきや、彼女の話をよくよく聞くと、
YUさんの親しいお友達(♀)からのお願いとのことで。
そのお友達と僕とは一度だけ
ゴルフ場でお会いしたことがあったのですが、
僕の最初の答えとしては、
いつもの如く神社本庁のホームページをお勧めしたのでした。
しかし、その数日後。
もう一度YUさんからLINEが届き......



「この前の友達の話あるじゃん。
早速サイトで調べて、その神社にも行ったらしいんだけど、
どーも、感覚的にここじゃない!
って気がしてしょうがないんだって。
そこはお稲荷さんの神社みたいで、
理由はわからないんだけど、なんかそう思うんだって。
でも、神社庁のサイトで出てくるところだし、
近所の人達もそうしてるみたいだし、
やっぱり私が間違っているのかな?って、
そー言っているの。
どーしたらよい?
ワカル?」



......と、そんな内容。
僕さんはなんとなくピンと来て、



「そのお友達は相当カンの鋭い人だね。
霊感あるね。
きっとそうかもしれないから一度考えてみるよ。
少し時間を下さい」



と返しておきました。
そして、なんと、僕さん。
そのままこの件のことをすっかり忘れてしまい。
しばらくしてYUさんとカフェで会った時に
リマインドをされることとなりました。



「ああ!(  ゚ ▽ ゚ ;)
そー言えばそんな話あったね......
ごめん。ちょっと抜けてた。
じゃ、今、ココで見ちゃおうか、ね。早速。
ええ。ええ。」



と、僕はバッグからアイパッドを取り出し、
グーグルマップを開きました。



「前にYUさんの実家の山の神様を見つけたじゃん。
あの時の感じでやってみるよ。
......んと......彼女はどこに住んでんの?」

「ここ」

「ほーほー。。。」

「やっぱり違うの?その神社」

「ふーーーむむむ。。
違うね。
ココだね。
ココ。
この神社が彼女の土地の氏神様だと思う。
ちょっと家から離れているからわかりにくいのかもしれないけど、
ここかな」

「ふーーん。。」

「今度、実際に行って確認してみよう。
審神者じゃな。サニワ。
おいらわ自分を半分信用してないし。
急ぎじゃないんでしょ?」

「うん。
ただ知りたいだけみたいだから。
今は」

「じゃ、また時間ある時に行ってみっぺ。
YUさんの仲良しさんに間違ったことは言えないし、
ご近所だし。
実地検分してから本人に伝えたほうが確実かな」



そうして、また数日後。
時間の合う所で、
その神社で正しいのかどうか、
YUさんと僕さんとで実際に神社を訪ねてみることにしました。
神様用のお酒も持って車で向かったその神社は
「◯◯◯八幡神社」でした。
僕らは神社の近くに車を停め、
鳥居をくぐり、
神社に向かって参道を歩き出しました。



「あーーーー、ここね。
この神社の参道。
元は川だよ。
この下に川がある。
暗渠(あんきょ)ってやつだね。
そう見えないだろうけど、間違いないよ」

「そうなの?」

「そう。
昔は綺麗な小川だったんじゃないかな。
先ずはさ、ちょっと感覚を研ぎ澄ませてみてよ。
水の気が強いっしょ。この参道。
YUさんなら分かるはずだよ」

「うーーん。。
よくわからないけど、
そんな気もする、、ような、、、」

「で、周りや土地の高低をを見てみてよ。
神社の方が高いじゃん。
大きめな神社でさ、
後には鎮守的な森もこんもりとあるだろ?」

「うん」

「そこ。ね。
水が湧いてるよきっと。
その水が神社から湧き出て、境内から流れ出て、
この下の川を通って......
コッチ……
だろ?お友達の家って」

「うん」

「要はこの川の下流だよ。お友達の家。
昔は、、だけどね、
皆、神社の森から湧き出る水で生活をしていたと思うよ。
ということは、ま、同じ水系繋がりだし、間違いないね。
神社からもほど近いし。
この神社の神域範囲だよ。
うん。間違いない」

「へーーー。。
そーなんだ。。」

「あとね、こっち。
こっち来てみんしゃい」



神社の境内から一区画離れたその場所には、
ひっそりと小さな神社がありました。



「ここ。
小さな神社があるっしょ。
参道からも離れているから気づきにくいかもしれないけど。
人はほとんど来てない感じだし」

「あ。ホントだ。
こんなところに」

「ここ。ね。
ここに祀られている神様。
実はこっちの神様が本来の、あの八幡神社の御祭神だよ。
誰もそんなこと言わないと思うけど。
高木神(たかぎのかみ)って書いてあるだろ?
その由緒書きの看板に」

「うん」

「あの八幡さんは、本来、
この高木の神が祀られていたと思うよ。俺は。
まさにこの地の神って感じ。
だからこの神社にもしっかり挨拶せんといかんよ。
お友達は。
ソレ、ちゃんと話してあげてね」

「そーなんだ。。
ふぅぅーーんん。。」

「ここにもちゃんとお酒あげるから。
YUさんも一緒に手をあわせてくんろ。
この神様はスゴイから。
神社の大小とかは関係ないから」



———————お話はもう少し続きます。

何故タイトルがUSAなのか?

というお話にもなっていくかと思いまする。
ええ。ええ。(^^)


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