京都市営地下鉄 御陵(みささぎ)駅の西側付近の旧東海道は
直角二等辺三角形の斜辺を思わせるほど急峻で
しかも細い坂道です。
いわゆる日ノ岡峠で
ときおり通る自転車はこの付近ではみな降りて引いています。
その急峻な坂道の途中にあるのが
スイフヨウの寺として知られる大乗寺です。
お寺といっても檀家はなく荒れ寺状態だったところを
現在の住職が何とかして人を呼び込もうと
スイフヨウを植えたのが始まりだということで
今では1500本ほどのスイフヨウが植えられています。
スイフヨウの花がある寺はほかにもあるでしょうが
1000本以上もの群生が見られるところは
非常にめずらしいようです。
スイフヨウは八重咲きのフヨウの花で
漢字では「酔芙蓉」と書きます。
(水芙蓉と書くとハスの花のこと)
夕方にはしぼんでしまういわゆる一日花なのですが
朝は白かった花が昼頃には薄紅色になり
夕方のしぼむころになるとさらに紅色に変化するため
酒酔いになぞらえ「酔芙蓉」と名付けられたということです。
フヨウ(アオイ科フヨウ属) の花は変異が出にくい花なので
品種が少ないとのことですが
その数少ない変種がこのスイフヨウです。
八重咲きの花にありがちな
これみよがしな品位を損なうこともなく
上品さをたたえたその姿に魅了されます。
交 通
京都駅→「地下鉄烏丸線」→烏丸御池→「地下鉄東西線」→御陵(みささぎ:山科のひとつ手前)
地図の点線はウォーキングコース
直角二等辺三角形の斜辺を思わせるほど急峻で
しかも細い坂道です。
いわゆる日ノ岡峠で
ときおり通る自転車はこの付近ではみな降りて引いています。
その急峻な坂道の途中にあるのが
スイフヨウの寺として知られる大乗寺です。
お寺といっても檀家はなく荒れ寺状態だったところを
現在の住職が何とかして人を呼び込もうと
スイフヨウを植えたのが始まりだということで
今では1500本ほどのスイフヨウが植えられています。
スイフヨウの花がある寺はほかにもあるでしょうが
1000本以上もの群生が見られるところは
非常にめずらしいようです。
スイフヨウは八重咲きのフヨウの花で
漢字では「酔芙蓉」と書きます。
(水芙蓉と書くとハスの花のこと)
夕方にはしぼんでしまういわゆる一日花なのですが
朝は白かった花が昼頃には薄紅色になり
夕方のしぼむころになるとさらに紅色に変化するため
酒酔いになぞらえ「酔芙蓉」と名付けられたということです。
フヨウ(アオイ科フヨウ属) の花は変異が出にくい花なので
品種が少ないとのことですが
その数少ない変種がこのスイフヨウです。
八重咲きの花にありがちな
これみよがしな品位を損なうこともなく
上品さをたたえたその姿に魅了されます。
交 通
京都駅→「地下鉄烏丸線」→烏丸御池→「地下鉄東西線」→御陵(みささぎ:山科のひとつ手前)
地図の点線はウォーキングコース