彼らは悟性が作り出した非現実的な抽象物を真実なものと考え、彼らが政治の領域においてさえ特に好んで押しつけたがるゾレン(Sollen)を得意になってふりまわしている。まるで世界が、それがどうあるべきでどうあってはならないかを知るために、彼らを待っていたかのようである。
— review (@myenzyklo) 2019年3月11日 - 22:14
もし世界があるべきようになったら、悟性のこざかしいゾレンなどどこに残る余地があるであろうか。・・・・誰しも自分の周囲に、あるべきものでない多くのものを見出すほどの智慧は持っているからである。(ヘーゲル『小論理学』§6 岩波文庫版、松村一人訳)
— review (@myenzyklo) 2019年3月11日 - 22:20
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