玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*苗の植え付け

2016年05月12日 | 玉川上水の四季

 玉川上水緑道まで我家から50mの近さだ。深い玉川上水に並行している幅1mの新堀用水に架かる小橋を渡るとそこが緑道だ。もちろん緑道は舗装されてはいない。小平監視所から下流の玉川上水には下水処理された水が流れ、新堀用水をはじめとする市内の用水路には小平監視所で取り込まれた多摩川の真水が流れている。今年も15日は市内全域で用水路の水が止まり沼さらいが行われる。

 我家の近くの緑道にいくつか変化が起きている。笹の群落が姿を消している。棕櫚の数もめっきり少なくなった。同時に大木の伐採も大胆に進んでいる。日あたりがよくなったせいで近くでキンランを見ることができるようになった。その一方で貴重なやマユミやモミジイチゴが伐採されるということなども起きる。4月から緑道の街路灯が点灯を開始した。提灯の灯りのようでなかなか風情がある。(我家から55m清明の節気のキンラン)

  

 近くの中央公園で「こだいらグリーンフェスティバル」が8日に開かれた。野菜市、園芸市があり高校生漫才の「パンケーキ」などのステージイベントもありでにぎわったようだ。例年だとこの少し前に遠くの農協まで出かけて夏野菜の苗を購入した。同じ農協の扱う商品だ、これからはこのお祭りで手に入れることにしよう。トマト8本、キュウリ2本、ゴーヤ2本で単価は150円である。(上水を覆うマルバウツギ)

 

 「環境家計簿登録者に緑のカーテン用苗・堆肥を配布」という市役所の企画に応募して、12日にゴーヤ2本、キュウリ1本を受け取った。堆肥は剪定枝9割と生ごみ1割でできたものだという。これまで我家は毎年大量の剪定枝を生ごみとして出していた。これからは市役所に連絡して剪定枝として活用してもらおうと思う。今年からゴーヤに「摘心」という主茎を切る作業を行うことにした。横にも枝が伸び2~3回くり返すとよいそうだ。

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