新聞には連日米ジョンズ・ホプキンス大学によるコロナウイルス感染者と死亡者の集計結果が掲載されている。アメリカが群を抜いて多いのはどうしたことだろう。トランプ大統領は2月26日に「万全の態勢でコントロール」3月18日に死亡者が100人を越え「私は戦時大統領」4月11日死亡者が2万人を越えイタリアを上回り世界最多となる。4月14日「WHOへの資金拠出停止」5月6日のアメリカの死亡者7万人に迫る。
3月20日付ワシントンポスト紙の見出しは「コロナウイルスを中国ウイルスと平気で呼ぶトランプ。専門家は、それは危険な態度だと警鐘を鳴らす」だったという。そのような発言はアジア系アメリカ人に対する偏見や差別を助長しないか。アトランタで生活する娘や孫をもつ私にとって他人事ではない。コロナウイルスの対応の失敗から焦点を移すのが目的とすればまさにトランプらしいやり方だ。
月々に届いていた「親鸞アニメ上映会スタッフ」からの案内ハガキは年賀状を最後に途絶えている。最大の理由は会場にしている公民館などが閉鎖されているからだ。私の親鸞への関心は持続しているのだが、昨年の後半はほとんど欠席させてもらった。もしも近い将来に案内葉書が届いたなら、今後は会の出席を辞退する旨の返事を書こうと考えている。
週一度の囲碁会の方も引き続き5月も中止の連絡があった。ネットで世界中の不特定の相手と対局することが可能な環境にあるが、まだ一度も試みたことがない。草むしりや読書が優先と理由付けして踏み込めないでいる。NHK杯囲碁トーナメントを録画してプロの対局を見ることで満足している。先日は3時間以上テレビの前に座り1965年制作の映画「ドクトル・ジバゴ」を見た。